エウスタキオ管とは? わかりやすく解説

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エウスタキオ‐かん〔‐クワン〕【エウスタキオ管】

読み方:えうすたきおかん

耳管(じかん)の別名。イタリア解剖学者B=エウスタキオ(B.Eustachio)が発見欧氏管


エウスタキオ管

同義/類義語:耳管, ユースタキオ管
英訳・(英)同義/類義語:Eustachian tube, auditory tube

人の鼓膜内外圧力均等にする器官で、咽頭通じている。

耳管

(エウスタキオ管 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/05 07:05 UTC 版)

耳管(じかん、英語:Eustachian tube)とは、中耳(鼓室)と咽頭をつなぐ管状の器官である。鼓室(中耳の空洞)内の空気圧を、その場所の大気圧と等しくする役割や、鼓室内に出る分泌物を咽頭に排出する役割を持っている。これらの役割は、空気中を伝わってくるの聞こえを良くすることにもつながる。なお、耳管の表面に皮膚はなく、粘膜で覆われている。ギリシア語からそのまま、エウスタキオ管または英語からユースタキー管とも呼ばれる。


  1. ^ この時発生する圧力変化を緩和するためにトンネルや車体の形状の工夫が行われたり、車内を気密構造にしたりと、様々な対策が取られてきた。ここは耳管についての記事なのでこれ以上の記述は行わないが、詳しく知りたい場合は、次のリンクを参照のこと。トンネルの形状については、「トンネル#鉄道トンネル」の記事などを参照。車体の構造については、「新幹線車両#車体」の記事などを参照。車内の気密化については、「気密性#環境」の記事などを参照。
  2. ^ 機体軽量化を主たる目的として、通常の旅客機の客室内は上空で約0.8気圧にまで減圧することを前提とした設計となっている上に、機外の気圧より機内の気圧が低くなることが許される設計になっていない。このため、大気圧が約0.8気圧を超える空港への離着陸を行う場合は、客室内の気圧変化が免れない。ここは耳管についての記事なのでこれ以上の記述は行わない。このことについて詳しく知りたい場合は、「与圧」や「旅客機の構造」の記事などを参照。


「耳管」の続きの解説一覧

「エウスタキオ管」の例文・使い方・用例・文例

  • ファローピウス管またはエウスタキオ管などの管の、ファローピウス管またはエウスタキオ管などの管に関する、ファローピウス管またはエウスタキオ管などの管で生じ
  • ファロピーオ管の炎症通常、膣や子宮炎症波及したもの)もしくは、エウスタキオ管の炎症
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