ウォーターシップ・ダウン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 02:35 UTC 版)
「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」の記事における「ウォーターシップ・ダウン」の解説
ヘイズル(声:川島得愛) 一行の長。物語開始時点では、まだ経験も浅い若いうさぎ(一年子)だが、若衆組にありがちなおどおどしたところはなく、弟ファイバーには「いずれ上士(アウスラ)になれる」と評されている。災厄の到来を予言するファイバーの言葉を信じ、仲間を集め、彼らを引き連れてサンドルフォードを脱出する。 ファイバー(声:宮田幸季) 危険を察知する能力のあるウサギ。神経質で見た目はひ弱だが、意志は強い。名前は5つ子のうちの末っ子の意味だが、うさぎにとって5以上は「たくさん」となるため実際に5つ子であったかは不明。うさぎ語名の「フライルー(フレア・ルー)」も「小さなたくさん」を意味する。サンドルフォード繁殖地を襲う大災厄を予感し、村を捨てることを主張する。 ビグウィグ(声:中田譲治) 元サンドルフォードの上士(アウスラ)。うさぎ語名は「スライリ」(毛皮頭もしくは大かつら)で、頭の上だけ分厚く毛がかぶさる独特の風貌を持つ。力は強いが直情的。ヘイズル、ファイバーのスリアラー(長)への謁見を許したことで叱責を受けアウスラを解任され、ヘイズルたちの逃避行に加わる。後にウォーターシップ・ダウンの村のアウスラ頭となる。 シルバー 元サンドルフォードのアウスラ。スリアラーの甥。若くアウスラになりたての物静かで率直な雄。名前の由来でもある、灰色に白斑の変わった毛並みや血筋でからかわれたり、揶揄されることもあり、ビグウィグの誘いに乗って一行に加わる。 ダンディライアン(声:鈴木勝美) 話上手なウサギ。群れの語り部として仲間からしばしば話をせがまれ、その時の状況に合った昔語りを披露しては、皆を元気づける。群れで一番の俊足の持ち主でもある。 ブラックベリ(声:塩山由佳) 知恵者。状況の分析、群れの命運を握る作戦の立案など、一行は彼の知恵のおかげでいくども危機を逃れる。耳の先が黒い。TVアニメ版では設定がメスに変わっている。 バックソーン ブラックベリが連れてきた力強くたくましい雄うさぎ。物語開始時点では若衆の一羽だが、大人になればアウスラ昇格は間違いないと言われていた。 ピプキン(声:あおきさやか) 体も小さく臆病なウサギ。うさぎ語名は「フラオ」もしくは「フラオ・ルー」。ヘイズルには忠実。 ホークビット(声:小森創介) ヘイズル曰く頭の少し弱いウサギ。 スピードウェル ブラックベリが連れてきたウサギ。 エイコン ブラックベリが連れてきたウサギ。 キハール(声:大川透) 渡りの途中で傷付いたユリカモメ。名前は打ち寄せる波の音を示したものとされる。ウォーターシップ・ダウンのうさぎたちに助けられる。傷は癒えたが渡りの時機を逸したため、一季をヘイズルたちと過ごすことになり、その冒険を助ける。直情的・戦闘的気質から、ビグウィグと特に意気投合する。
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