インドとシナの曲を奏する人々を従えた馬上の若者の物語とは? わかりやすく解説

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インドとシナの曲を奏する人々を従えた馬上の若者の物語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)

千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「インドとシナの曲を奏する人々を従えた馬上の若者の物語」の解説

若者は昔、バグダード貧しいきこりであったが、妻がとんでもない悪妻で、常に夫である若者悪口ばかりを言い続けていた。ある日切った縛る縄擦り切れたので、縄を買う金を出すよう妻に言うと、妻は夫を長い時間罵り、金を渡すと無駄遣いする違いないと言って市場まで付いて来てさんざん値切って縄を買った。妻はさらに罵りながら山まで夫に付いて来た。夫は、妻の際限ない悪口に心休まる気持ちがせず、一計案じ、山の中の古井戸指して、「実は井戸の底に宝があり、それを取るために縄を買った。」と妻に言った。妻は自分が宝を取りに行くと言って聞かず、縄の一端を夫に持たせて井戸降りていったが、夫は妻が井戸の底降りると、縄を井戸投げ捨て、妻が井戸から上がって来られないようにし、心安らか仕事をし、家に帰った。 しかし、2日すると罪悪感感じたので、新しい縄を井戸降ろし、妻に登ってくるよう声を掛けたが、縄を引き上げると、何と魔神(ジン)が縄をつたって出てきた。魔神が言うには、2日前にとんでもない女が井戸降りてきて、悪口言い続け、心休まる気がせず、たまらず長年住処井戸から逃げて来たということであった魔神は、お礼がしたいと言いインドの国の王女の体に入って王女精神病にするので、インド来て王女治すようにと言って消えた若者インドに行くと、王女14歳3ヶ月美し盛り乙女で、精神病になっており、治した者は王女結婚できるということになっていた。若者が娘を診ると、魔神王女の体から出て行き王女病気治った若者王女結婚した。 しばらくすると、シナの国から使者来てシナの国の王女14歳3ヶ月美し盛り乙女だが、同じ精神病症状出たので、若者診て欲しいというものであった若者シナに行くと、王女には例の魔神が憑いていたが、若者魔神出て行くように言っても魔神シナ王女の体が気に入っていると言い出て行かなかった。そこで若者は「あの女井戸から抜け出し、すぐ近くまで来ている」と言うと魔神悲鳴を上げ王女の体から抜け出し、どこかへ行ってしまった。こうしてシナ王女病気治り若者シナ王女を第2の正妻とした。 若者故郷バグダードもう一度見たい思い2人の妻インドシナ楽隊連れてバグダードに来たのであった

※この「インドとシナの曲を奏する人々を従えた馬上の若者の物語」の解説は、「千夜一夜物語のあらすじ」の解説の一部です。
「インドとシナの曲を奏する人々を従えた馬上の若者の物語」を含む「千夜一夜物語のあらすじ」の記事については、「千夜一夜物語のあらすじ」の概要を参照ください。

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