伊吹天王【イブキテンノウ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7407号 |
登録年月日 | 1999年 9月 6日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 伊吹天王 よみ:イブキテンノウ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 岩田義朗、岩田悟 | |
品種登録者の住所 | 愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地、愛知県稲沢市北麻績町郷内38番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岩田義朗、岩田悟 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「岩の朝」に「伊吹の朝」を交配して育成されたものであり,花は黄白色の中輪で,一輪仕立ての切花向きの品種である。 草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は高である。茎の太さは6.0~7.9㎜,色は緑,強さは強,縦じわは中,稲妻型屈曲は無,節間長は10~19㎜である。葉身長は75~99㎜,葉幅は50~74㎜,基部の形は平,先端部分の形は尖,一次欠刻は0.70~0.89,二次欠刻の程度は中,欠刻底部の形は丸,葉裂片縁部の重なりは重なる,表面の色は濃緑,裏面は緑,光沢度及び厚さは中,たく葉の有無は全体的にある,分布状態は主に両側,形は2深裂する,大きさは小である。つぼみの形は平,花の大きさは90~109㎜,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,舌状花数は200~399である。管状花数は10~49,分布は集中,全長は7.0~7.9㎜である。花弁の形は舟底弁,先端の形は尖る,外花弁及び内花弁の反り方は内曲,花弁の長さは50~69㎜,幅は5.0~9.9㎜,外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2701),外花弁の角度は平,花の中心部の色は外弁と異なり淡黄色,花たくの形は盛上がったドーム状,総ほうの大きさは20~29㎜,総ほう部から花頂部までの高さは40~49㎜,花首の長さは20~29㎜,季咲きの開花期は秋で,育成地(愛知県稲沢市)における自然開花期は9月中下旬である。 「東海白馬」と比較して,葉裂片縁部が重なること,管状花が少ないこと,花たくの形が盛り上がったドーム状であること等で,「伊吹立洋」と比較して,管状花が多いこと,花たくの形が盛り上がったドーム状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成4年に育成者のほ場(愛知県稲沢市)において,「岩の朝」に「伊吹の朝」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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