イタリア首相とは? わかりやすく解説

イタリアの首相

(イタリア首相 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/17 00:20 UTC 版)

イタリアの首相(イタリアのしゅしょう)は、イタリア行政府の長。正式名称は閣僚評議会議長(かくりょうひょうぎかいぎちょう、イタリア語: Presidente del Consiglio dei Ministri)。


注釈

  1. ^ 1925年よりCapo del governo primo ministro segretario di Stato(政府主席)
  2. ^ 1944年6月18日までCapo del governo primo ministro segretario di Stato(政府主席)
  3. ^ a b 内閣総辞職後、大統領により再度任命されたため。

出典

  1. ^ イタリア共和国憲法第92条2項。
  2. ^ イタリア共和国憲法第94条3項。


「イタリアの首相」の続きの解説一覧

イタリア首相

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/08 09:52 UTC 版)

マリオ・モンティ」の記事における「イタリア首相」の解説

欧州経済危機の中イタリア国際通貨基金(IMF)の監視下に入ることとなり、ベルルスコーニ首相求心力失っていった。11月8日下院議会採決された決算関連法案可決されたものの与党議員造反招きベルルスコーニ首相窮地追いこまれた。こうした中、11月9日イタリア共和国大統領ジョルジョ・ナポリターノモンティ名誉職終身上院議員指名した。これはベルルスコーニ後継として擁立するという意図もあったとされ、この時点モンティ次期首相就任が有力となっていた。 そして11月13日モンティナポリターノ大統領から第82閣僚評議会議長首相)に指名されると共に組閣要請受けた。すぐに閣僚人選進めたが、実務内閣志向するモンティ対し各党からの反応鈍く組閣作業難航11月16日になってようやく政治家抜きで、自ら経済財大臣兼任した閣僚名簿大統領府提出しナポリターノ大統領立ち会いの下に内閣閣僚と共に宣誓式を執り行い新政権発足させた。発足直後内閣支持率は、7割を超えた12月4日には、年金支給年齢引き上げ付加価値税2%増税株式金融商品贅沢品対す課税州議会議員定数10人への削減公選州政公務員対す給与廃止などを盛り込んだ総額300ユーロに及ぶ緊縮財政策を発表。「この緊縮財政対策なければギリシャ同様の事態突入し破たんしていたかもしれない」と表明した2012年6月27日には企業業績悪化時に従業員解雇できるよう定め代わりに失業手当拡充させる労働市場改革法を成立させた。このころ支持率は3割程度となっていたが、一連の構造改革により国際社会対すイタリア信頼徐々に回復していき、金融経済情勢落ち着かせることに成功した7月11日には経済財大臣辞任。 しかし、ベルルスコーニ率い自由の人民モンティ進め緊縮財政路線反発強めていく。10月27日にはベルルスコーニモンティ財政構造改革路線批判10月29日自由の人民のアルファノ幹事長モンティ政権今後支えると発言したが、12月6日議会実施され信任投票自由の人民棄権し事実上不信任)、上院ではギリギリのところで可決された。12月7日には自由の人民のアルファノ幹事長モンティ政権役目終わった発言。これに加えて12月8日政界引退発表していたベルルスコーニ次期総選挙への出馬表明、これにより自身安定的な政権運営困難になる判断したモンティ同日ナポリターノ大統領会談し審議中の2013年度予算財政健全化関連法案成立次第首相辞任する意向表明12月21日予算成立を受け、ナポリターノ大統領辞表提出し正式に辞任した2013年2月24日総選挙が行われることとなった次期首相選出難航した4月28日にようやくエンリコ・レッタ閣僚名簿ナポリターノ大統領提出しモンティ政権は幕を下ろした

※この「イタリア首相」の解説は、「マリオ・モンティ」の解説の一部です。
「イタリア首相」を含む「マリオ・モンティ」の記事については、「マリオ・モンティ」の概要を参照ください。

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