アニメ化のポイント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/17 23:47 UTC 版)
「敵は海賊〜猫たちの饗宴〜」の記事における「アニメ化のポイント」の解説
この3作はいずれも監督が異なっているが、それぞれのエピソードに合わせて個性を出している。監督が異なるように制作プロダクションも、順にマッドハウス、IGタツノコ、渡辺プロモーションとなっている。 可能な限り絵と台詞の情報量を多くし、出来るだけ原作の雰囲気をカットしないように努めている。特に台詞は他の作品より多めで、アプロとラテルの会話はテンポが早くテンションも高い。 音楽は総監督の意向でヘヴィメタル / ハードロック路線になっている。ロンドン録音で、和製リッチー・ブラックモアこと米持孝秋のギターが縦横無尽に駆けめぐるサウンドになっている。 オープニングは、ちょっと変わった編集が施されている。海賊とのチェイスから、テレビ局でアイドルを人質にした海賊をラテルが狙い撃つシーンから、総作画監督、後藤のイラストをカメラを引いていきながら見せるシーンにつながる。このイラストのカメラワーク中に、本編の見所シーンを短くインサートするという手法を使っている。そのため、この部分は各話毎に異なる。チェイス部分については1話冒頭で語られている事件の模様。 エンディングは、アメコミ風に後藤が書き下ろしたイラストを、コラージュしたタイトル・バックとなっている。 「猫かぶり前哨戦」では原作で海賊課の使用する高速言語(常人には短い舌打ち音にしか聞こえない)を、音声早送りにして画面下部に字幕を付けるという形で表現している。
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