アゼルニジピンとは? わかりやすく解説

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アゼルニジピン

分子式C33H34N4O6
その他の名称CS-905、Azenildipine、アゼニルジピン、アゼルニジピン、Azelnidipine、カルブロック、Calblock
体系名: rac-(4R*)-2-アミノ-1,4-ジヒドロ-6-メチル-4-(3-ニトロフェニル)-3,5-ピリジンジカルボン酸3-[1-(ジフェニルメチル)アゼチジン-3-イル]5-(1-メチルエチル)


アゼルニジピン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/31 08:32 UTC 版)

アゼルニジピン(Azelnidipine)は、ジヒドロピリジン英語版系のカルシウム拮抗剤の一つである。商品名カルブロック。日本の三共が開発した。L-型カルシウムチャネルを阻害して血管平滑筋の弛緩効果を示す[1]ニカルジピン英語版とは違い、服用後の効果発現が緩やかで降圧効果が長く続き、心拍数を上昇させない[2]オルメサルタン メドキソミルとの合剤がある。


  1. ^ a b c 佐田 登志夫, 齋藤 宏暢 (2003-11-20). “持続型カルシウム拮抗薬アゼルニジピン(カルブロック)の薬理特性と臨床効果”. 日本薬理学雑誌 122 (6): 539-547. doi:10.1254/fpj.122.539. https://doi.org/10.1254/fpj.122.539 2016年5月16日閲覧。. 
  2. ^ Oizumi K, Nishino H, Koike H, Sada T, Miyamoto M, Kimura T (September 1989). “Antihypertensive effects of CS-905, a novel dihydropyridine Ca++ channel blocker”. Jpn. J. Pharmacol. 51 (1): 57–64. doi:10.1254/jjp.51.57. PMID 2810942. https://doi.org/10.1254/jjp.51.57. 
  3. ^ カルブロック錠8mg/カルブロック錠16mg 添付文書” (2014年3月). 2016年10月20日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2016年5月16日閲覧。
  4. ^ 柳澤輝行,増宮晴子,渡邊春男『[http://ir.library.tohoku.ac.jp/re/bitstream/10097/40208/1/YANAGISAWA-Teruyuki-01-09-0015.pdf 循環器病の 薬物療法]』メジカルビュー、2006年、188-199頁。ISBN 4-7583-0143-3


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