れつごさいとは? わかりやすく解説

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れつご‐さい【劣後債】

読み方:れつごさい

破産または解散したときに、元利金返済順位最後になることを条件企業発行する債券自己資本に近い性格をもち、資本増強有用とされる劣後社債

2. ⇒ジュニア債


劣後債(れつごさい)(subordinated debenture)

会社発行する債券のうち払い戻し順序が劣るもの

一般社債比べて払い戻し順序が劣るため、例え会社解散したような場合一般債権者への支払い完了したあとで、債務返済される一般社債よりも金利などの面で有利な条件発行され社債の中では投資家にとってハイリスク・ハイリターンとなる。

銀行などの金融機関が劣後債を発行する場合その分自己資本組み入れることができるので、優先株発行同様に自己資本比率高めるための手段として使われることが多い。ただし、ある程度安定した経営基盤なければリスク嫌って資金呼び込めないこともある。

UFJ銀行は、不良債権の処理などに備えて自己資本増強するため、日本800億円の劣後債、アメリカなど海外で約1500億円(125000ドル)のドル建て劣後債を発行する発表した。この劣後債の発行結果2003年3月期末に9.96%だった自己資本比率10%強に上がる見込み

(2003.07.22更新




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