ゆめしなの【ユメシナノ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8281号 |
登録年月日 | 2000年 9月 5日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | ゆめしなの よみ:ユメシナノ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 新井利直、近藤武晴、後藤和美、谷口岳志、前島秀和、手塚光明 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「コシヒカリ」に「空育143号」を交配して育成された固定品種であり,育成地(長野県須坂市)における成熟期は極早生,稈長は長,穂長は中,いもち病抵抗性をもつ水稲,粳種である。草型は中間型,稈長は長,稈の細太はやや細,剛柔は柔,止葉の直立の程度は立である。穂長は中,穂数はやや多,粒着密度は中である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は無である。玄米の形は中,大小はやや小,精玄米千粒重は小,見かけの品質は上の下,光沢は良,腹白及び胴割の多少は極少である。出穂期及び成熟期は極早生,耐倒伏性はやや弱,脱粒性は難である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a,k,穂いもち圃場抵抗性及び葉いもち圃場抵抗性は強である。「コイヒメ」と比較して,稈長が長いこと,芒が無いこと,精玄米千粒重が小さいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に長野県農事試験場(須坂市)の温室において,「コシヒカリ」に「空育143号」を交配し,その実生の中から選抜,以後,固定を図りながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「信交485号」であった。 |
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