三省堂 大辞林 |
ものか
(終助)
〔連語「ものか」が一語化して、終助詞として用いられるようになったもの。話し言葉でのくだけた言い方では「もんか」ともなる〕文末に用いて、活用語の連体形に付く。反語の意を表す。強く反問し、きっぱり否定する気持ちを表す。
「そんなこと知る―」「ばかにされて、だまっていられる―」
〔丁寧な言い方としては「ものですか」の形が用いられる。これは、同等あるいは目下の者に対する場合には、やや見下した言い方にもなる。「あなたなどに負けてたまるものですか」〕→ものか(連語)
〔連語「ものか」が一語化して、終助詞として用いられるようになったもの。話し言葉でのくだけた言い方では「もんか」ともなる〕文末に用いて、活用語の連体形に付く。反語の意を表す。強く反問し、きっぱり否定する気持ちを表す。
「そんなこと知る―」「ばかにされて、だまっていられる―」
〔丁寧な言い方としては「ものですか」の形が用いられる。これは、同等あるいは目下の者に対する場合には、やや見下した言い方にもなる。「あなたなどに負けてたまるものですか」〕→ものか(連語)
ものか
(連語)
〔形式名詞「もの」に係助詞「か」の付いたもの〕文末に用いられる。
(1)強い驚きや感動の意を表す。
「心なき鳥にぞありけるほととぎす物思ふ時に鳴くべき―/万葉 3784」「乳をひねり給へりければ、御顔にささと走りかかる―/大鏡(兼家)」
(2)強い反語の意を表す。
「はじめより長く言ひつつ頼めずはかかる思ひにあはまし―/万葉 620」「人ばなれたる所に心とけていぬる―/源氏(夕顔)」「かかる所にて御牛をばおふ―/徒然 114」
〔(1)の用法は中古までで、のちには(2)の用法中心に用いられ、終助詞化していった〕→ものか(終助)
〔形式名詞「もの」に係助詞「か」の付いたもの〕文末に用いられる。
(1)強い驚きや感動の意を表す。
「心なき鳥にぞありけるほととぎす物思ふ時に鳴くべき―/万葉 3784」「乳をひねり給へりければ、御顔にささと走りかかる―/大鏡(兼家)」
(2)強い反語の意を表す。
「はじめより長く言ひつつ頼めずはかかる思ひにあはまし―/万葉 620」「人ばなれたる所に心とけていぬる―/源氏(夕顔)」「かかる所にて御牛をばおふ―/徒然 114」
〔(1)の用法は中古までで、のちには(2)の用法中心に用いられ、終助詞化していった〕→ものか(終助)
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