まつろわぬ民
まつろわぬ民
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 09:22 UTC 版)
古代の日本には、熊襲、蝦夷、土蜘蛛、隼人など、異なる文化を持つ民族が混在していたが、戦上手の大和の民は他民族を攻め滅ぼし服従させた。このとき大和への隷属を拒み、棲家を奪われた人たちを、大和は「まつろわぬ民」と呼んでいる。
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まつろわぬ民
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/12 16:00 UTC 版)
上々颱風のヴォーカル、白崎映美は、東日本大震災の発生した2011年の年末に発表された木村友祐の小説『イサの氾濫』にインスパイアを受け、2013年ごろ「まづろわぬ民」という曲を制作し、歌っていた。風煉ダンスは白崎の歌「まづろわぬ民」から着想を得て、音楽劇「まつろわぬ民」を制作した(まつろわぬ民2014)。制作のきっかけは、2013年に渋谷アップリンクで過去のアングラ演劇や屋外劇の映像記録を、音楽ライブとともに上映する催しである。白崎が上映された風煉ダンスの過去作品「ゲシュタル島崩壊期」を見て、「いつか一緒にやりたい」と発言したところ、1年後に実現したという。 音楽劇「まつろわぬ民」は、ひとりの老婆が住むというゴミ屋敷の撤去を発端に、古代と現代を往還しながらストーリーが進む物語で、2017年に改訂・再演された(まつろわぬ民2017)。「東北学」の提唱者として知られる赤坂憲雄は、作中で「鬼の一族」として表される「エミシ」が歴史上は「国家に抗する社会」(ピエール・クラストル)を営んでいたことを指摘し、忘却される者、敗れた者を含む「多様ないのち」が「国家を超えたところ」で「交歓する」ことへの励ましを本作「まつろわぬ民」から読み取った。
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