てなもんや三度笠とは? わかりやすく解説

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てなもんや三度笠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 04:56 UTC 版)

てなもんや三度笠』(てなもんやさんどがさ)は、1962年昭和37年)5月6日から1968年(昭和43年)3月31日まで朝日放送制作・TBS系列で放送されたテレビコメディ番組。全309回放送。ほとんどの時期が白黒放送だが、末期の1967年(昭和42年)12月17日の第294話からはカラー放送になった。放送時間は、毎週日曜18:00 - 18:30(JST)。前田製菓一社提供


注釈

  1. ^ サラリーマンでも休憩時間に観てもらえるように、との配慮から。
  2. ^ 撮って出しであるため、物語が早く終了した場合は尺埋めとして金魚鉢の映像で凌いだこともあった[3]
  3. ^ 続編シリーズは久光製薬の提供となり、主力商品「サロンパス」にかけた決め台詞があった。
  4. ^ 時折、ゲスト出演者(例として関敬六など)が登場することも稀にあった。
  5. ^ のちにやすし・きよしがスペシャルにゲスト出演したときには明石家さんまが熊の中に入っており、やすしはきよしのように熊に入ると出世するとさんまに言っている。
  6. ^ 元来、端役の場合は名前を紹介されることはない(西川は吉本興業所属なので「吉本コメディアン」というくくりにされるところだった)。西川の真面目な舞台稽古ぶりに番組スタッフが感心し、特別に名前の紹介を許された。
  7. ^ 「あんかけの時次郎」そのものである。また、第254話の終盤では、本曲の歌詞の内容と官軍行動隊長の益満休之助玉川良一)の挑発的態度に激怒した時次郎が、休之助に金的蹴りを喰らわすというシーンがある。
  8. ^ 当時大半が別編成だった徳山局・関門局とも同時間帯[15]
  9. ^ 番組中では司会の芳村真理が、「それでは、朝日放送さん、毎日放送さんよろしくお願いします」と発言した後、『ヤングおー!おー!』に出演していた桂三枝(現:6代目桂文枝)がネットチェンジについて説明した。
  10. ^ 小林信彦『日本の喜劇人』によれば、決定的に感情のもつれを招いた原因は、双方の「アクの強さ」である、としている。
  11. ^ 澤田の回想によれば、「50本あまり」が手許に残っているという[17]
  12. ^ 第164話、第218話、第252話 - 第256話、第258話、第259話、第262話、第263話、第266話、第268話、第269話、第275話 - 第280話、第282話、第284話、第286話、第288話、第290話、第291話、第293話、第294話、第296話、第297話、第299話、第300話、第301話、第308話の34回分。
  13. ^ カラーで録画、再生が可能な製品は、高額な放送局用のものしか用意されていなかった。家庭用はそれよりは安価であるが、高額には代わりなく一般家庭用オープンリール式ビデオテープレコーダーは、全て白黒のモノクローム映像の録画・再生用の製品しか販売がされていなかった。
  14. ^ DVD-BOXの製品や、CSの放送で、カラー放送時代の作品が、“カラー放送”のテロップが出る作品が、白黒のモノクローム映像での放送、また市販用のビデオ収録(VHS、DVD)が行われている。
  15. ^ 第164話・第252話 - 第255話・第300話 - 第301話・第308話。
  16. ^ ハナ肇とクレージーキャッツの出演回。
  17. ^ ザ・タイガースE・H・エリックの出演回。
  18. ^ 日本テレビアナウンサー時代に、澤田が制作に参画していた『ズームイン!!朝』でメインキャスターを務めていた。
  19. ^ 第300話「風流おうむ岩」のおこま(山本)・かも平(横山やすし)・ねぎ作(西川)の登場シーンとされる。

出典

  1. ^ 講談社 編『TVグラフィティ : 1953年〜1970年ブラウン管のスター・ヒーロー・名場面1700』講談社、1978年4月3日、154 - 155頁。NDLJP:12275878/81 
  2. ^ 志賀信夫『テレビヒット番組のひみつ : 「ジェスチャー」から「おしん」まで』日本放送出版協会、1984年8月1日、82 - 84頁。NDLJP:12275392/45 
  3. ^ ABCお笑い60年史 てなもんやからM-1まで いま明かされるマル秘伝説』コメディ伝説より
  4. ^ abc50, p. 59
  5. ^ 朝日新聞社 『聞蔵IIビジュアル』 1998-10-01 夕刊 p.5
  6. ^ abc50, p. 57
  7. ^ a b c d e f g abc50, p. 58
  8. ^ a b c d e 志賀信夫『テレビを創った人びと―巨大テレビにした人間群像』日本工業新聞社、1979年、306頁。(『テレビ番組論 見る体験の社会心理史』(読売テレビ放送、1972年)からの引用として掲載)
  9. ^ 福島民報』1963年6月16日 - 1966年2月20日付朝刊、テレビ欄。
  10. ^ 『福島民報』1964年5月3日 - 1968年3月31日付朝刊、テレビ欄。
  11. ^ 『福島民報』1963年4月7日 - 1964年2月23日付朝刊、テレビ欄。
  12. ^ 『福島民報』1964年8月2日 - 1965年9月26日付朝刊、テレビ欄。
  13. ^ 静岡新聞』1967年12月17日付朝刊、テレビ欄。
  14. ^ a b c d e 愛媛新聞』1964年11月1日付朝刊、テレビ欄。
  15. ^ 読売新聞』(西部本社版)1964年9月27日付朝刊、テレビ欄。
  16. ^ 1964年10月4日の読売新聞テレビ欄
  17. ^ 「てなもんや三度笠 爆笑傑作集1」解説書。
  18. ^ a b 「鎮魂、映画の昭和 岡田茂 安藤庄平 加藤彰 高田純 沖山秀子 長門裕之」『映画芸術』、編集プロダクション映芸、2011年8月号、133-134頁。 


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