ちゅうおうち

新語時事用語辞典

中央値

読み方：ちゅうおうち
英語：median

中央値とは、中央値の意味

中央値とは、数値で構成された複数のデータを小さい順番に並べた時に、真ん中に位置する値のことである。数学や統計学の分野でよく使われる用語である。英語では median と表現される。

中央値は、例えば10から20までの整数がある場合、小さい方から6番目（あるいは大きい方から6番目）の数の15が中央値となる。

エクセル（Excel）で中央値を算出するには「MEDIAN関数」を使用する。例えば、A2セルからA10セルまでの数値の中央値を求めるには、「=MEDIAN(A2:A10)」とする。

中央値と平均値の違い

平均値とは、複数の数値の合計を、数値の個数で除した値のことである。エクセルでは、「AVERAGE関数」を使用する。例えば、A2セルが1、A3セルが2、A4セルが6の場合、「＝AVERAGE（A2:A4）」で求めることができる。平均値は 3 となる。ちなみに「＝MEDIAN（A2:A4）」とすると中央値として 2 が表示される。

（2020年8月18日更新）

デジタル大辞泉

ちゅうおう‐ち〔チユウアウ‐〕【中央値】

読み方：ちゅうおうち

資料を大きさの順に並べたとき、全体の中央にくる値。資料の個数が偶数のときは中央にある二つの値の平均値。中位数。メジアン。メディアン。

環境アセスメント用語集

中央値 (ちゅうおうち)

　測定値を大きさの順に並べたとき、その中央に当たる一つの値。または中央の二つの平均値。

PDQ®がん用語辞書

中央値

【仮名】ちゅうおうち
【原文】median

統計用語。一連の測定値のうち中央にくる測定値。