その辺
読み方:そのへん
話者自身よりは相手の側に近いといえる場所や話題について、位置・程度・範囲などをおおまかに示す意味合いで用いられる表現。
(1)話し手から少し離れた場所、もしくは聞き手がいる場所を大づかみに指す指示詞的な言い方。いわゆる「こそあど」のうち、中称の接頭辞「そ」を用いた表現。
(2)聞き手側の物の量や行動の程度などを大雑把に指す言い方。例えば、人が容器に水を注いでいる状況で「その辺でよい」といえば、あなたが今注いだ量でおおむね十分、といった意味を伝達しうる。「そのくらい」などの言い方と同じような意味合い。
(3)ある一定の範囲の内容や関連する事情をざっくりと指し示す言い方。「その辺のことは知らない」といえば、関連する諸事情については分からない、といった意味合いとなる。
(4)世間一般、ちまたを指す言い方。「その辺にいる」などの言い方で、事物の凡庸さを評する言い回しとして用いられることが多い。
話者自身よりは相手の側に近いといえる場所や話題について、位置・程度・範囲などをおおまかに示す意味合いで用いられる表現。
(1)話し手から少し離れた場所、もしくは聞き手がいる場所を大づかみに指す指示詞的な言い方。いわゆる「こそあど」のうち、中称の接頭辞「そ」を用いた表現。
(2)聞き手側の物の量や行動の程度などを大雑把に指す言い方。例えば、人が容器に水を注いでいる状況で「その辺でよい」といえば、あなたが今注いだ量でおおむね十分、といった意味を伝達しうる。「そのくらい」などの言い方と同じような意味合い。
(3)ある一定の範囲の内容や関連する事情をざっくりと指し示す言い方。「その辺のことは知らない」といえば、関連する諸事情については分からない、といった意味合いとなる。
(4)世間一般、ちまたを指す言い方。「その辺にいる」などの言い方で、事物の凡庸さを評する言い回しとして用いられることが多い。
その‐へん【×其の辺】
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