せつ‐ぶん【拙文】
せつ‐ぶん【節分】
読み方:せつぶん
1 季節の変わり目。立春・立夏・立秋・立冬の前日。せちぶん。
2 特に、立春の前日。2月3日ごろ。この夜、鬼打ち豆をまいたり、柊(ひいらぎ)の枝に鰯(いわし)の頭をさしたものを戸口にはさんだりして、邪気を払う習慣がある。《季 冬》「—や家(や)ぬちかがやく夜半の月/秋桜子」
せつぶん【節分】
節分(せつぶん)
各々の土用の最後日を、季節の分かれ目であり次の節に分かれる日という意味から、この日を節分と言います。次の日から季節が立つ(変わる)訳ですから、いずれも立春・立夏・立秋・立冬の前日に当り、以下のように年4回の節分があります。
四季の分かれ目に行われていた四回の節分の内、立春前日の節分のみが現在も年中行事の一つとして残っているのは、古くは立春が正月であったことで年の変わり目に当たっていたこと、「鬼やらい」など他の節分にはない行事があったことが考えられます。 「鬼やらい」とは、いわゆる炒った豆(大豆)で厄払いする現在の節分の行事をいい、元々は宮中における行事の「追儺の儀式」が一般庶民に広まったもので、「鬼は外、福は内」と言いながら豆を撒き、季節の変わり目に多い病気や天災などの厄を鬼に見立てて追い出し、戸口に鰯の頭を刺した柊を取り付けて生臭さを嫌う鬼(厄)を近づけないようにする風習があります。
春の節分 | 冬季の最終日・立春の前日、2月3日または4日 |
---|---|
夏の節分 | 春季の最終日・立夏の前日、5月5日または4日 |
秋の節分 | 夏季の最終日・立秋の前日、8月7日または6日 |
冬の節分 | 秋季の最終日・立冬の前日、11月7日または6日 |
節分(せつぶん)
せつぶん
- せつぶんのページへのリンク