三省堂 大辞林 |
ずんど 0 【▽寸▽胴】
ずんど づん―
(1)思い切りよく事を行うさま。勢いよく行うさま。
「肩を―躍り越えてぞ戦ひける/平家 4」「長刀の柄―切りてぞ落とされける/義経記 2」
(2)程度のはなはだしいさま。非常に。
「あの忠治と幸治郎めは―能く気に入つているから/洒落本・南閨雑話」
(3)(下に打ち消しの語を伴って)決して。少しも。
「―痛みもござらぬ/滑稽本・浮世風呂(前)」
→ずんと
隠語大辞典 |
品詞の分類
「ずんど」の用例一覧
岡本かの子 花は勁し (青空文庫)
だけ慰みの活花を ずんどう に挿して、 少時 ( しばらく ) 眺め入つてゐたが、俄に変つて来た空の模様を硝子戸越しに注意しながら、少しの天候の変化からもぢきに影響される金魚の敏感な様相を観まもつた。 空の...
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豊島与志雄 無法者 (青空文庫)
話もなかったかのように、小さな眼に笑みを浮べて会釈し、広間の方へ去って行った。肥満した体の腰が太く、腰から下の姿がずんどうだった。 志村はやたらに煙草を吹かした。泥酔後の深夜、ふと眼覚めて、気恥...
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泉鏡花 半島一奇抄 (青空文庫)
( ひところ ) はえらい騒ぎでございましたよ。浜方で拾った。それが——困りましたな——これもお話の 中 ( うち ) にありましたが、 大 ( おおき ) な青竹の三尺余のずんどです。 一体...
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