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ずんば
〔打ち消しの助動詞「ず」の連用形に係助詞「は」の付いた「ずは」の転。「ずは」を強めた言い方〕打ち消しの意の順接仮定条件を表す。もし…ないならば。
「権限の徳を仰が―、何ぞかならずしも幽遠の境にましまさん/平家 2」「小悪を嫌ひ捨て―、次第次第に大悪におつべし/こんてむつすむん地」
〔院政時代以降、漢文訓読体で用いられた語。現代語でも文章語的な言い方や慣用句として用いられることがある〕
品詞の分類
「ずんば」の用例一覧
山路愛山 英雄論 明治廿三年十一月十日静岡劇塲若竹座に於て演説草稿 (青空文庫)
鏡を懸け、「シガレット」を 薫 ( くゆ ) らし、「フロック、コート」の威儀堂々たる、敬すべきが如し、然れども是れ銅臭紛々たる人に非ずんば、黄金山を夢むるの児なり、其中に於て高潔の志を有し、慷慨...
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大町桂月 久地の梅林 (青空文庫)
の頃は、春寒料峭たり。霜柱もあれば、雪さへ降る。梅を探るには、寒風と戰はざるべからず、雪と戰はざるべからず、泥濘と戰はざるべからず。元來梅そのものが氣骨ある木也。氣骨ある人に非ずんば、梅と...
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狩野直喜 祭原教授文 (青空文庫)
暮鹽、君の料理に歸し、弱息穉子、君が撫育を待てり。君が廬を過ぐるごとに、未だ嘗て其不幸を悲まずんばあらざりき。今や君逝けり、存するもの誰れをか恃まむ。嗚呼哀哉。僕君と交ること久しく、君を知ること尤熟す。而し...
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