さんばそうとは? わかりやすく解説

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さんば‐そう【三×叟】

読み方:さんばそう

能の「翁(おきな)」で、千歳(せんざい)・翁に次いで3番目に出る老人の舞。直面(ひためん)の揉(もみ)の段と黒い尉面(じょうめん)をつける鈴の段とからなり狂言方がつとめる。また、その役および面。→式三番(しきさんば)

歌舞伎・人形浄瑠璃1移入されたもの。開幕前に祝儀として舞われたほか、一幕物歌舞伎舞踊としても発達

地方1または2伝播(でんぱ)し、各地民俗芸能取り入れられたもの。多く最初に演じられる


さんばそう〔三番叟〕

烏帽子をかぶり扇と鈴を持って踊る構図
能楽の「翁」の場合演ずる天下泰平国土安穏五穀豊穣寿ぐ目出度い舞。歌舞伎にも様々な三番叟の舞がある。

三番叟

読み方:さんばそう

  1. 物事の手はじめ、序幕
  2. 物事始めをいふ。猿楽から出た語で昔芝居幕明きに三番叟(翁)の面をつけ祝儀の舞をやつたところから来たのである。〔役者語〕
  3. 物事始めをいふ。猿楽から出た語で昔芝居幕明きに三番叟(翁)の面をつけ祝儀の舞をやつたところから来たものである
  4. 物事初めをいふ。猿楽から出た語。
  5. 物事初めをいう。猿楽から出た語で、芝居の幕明に三番叟(翁)の面をつけて、祝の舞を舞つたことから出た語。
  6. 物事始めをいう。猿楽から出た語で、昔、芝居幕明きに三番叟(翁)の面をつけ祝儀舞いをやったところから来たものである。〔芸能俳優)〕
  7. 物事初め芝居初めに三番叟を踊ることより。〔俗〕

分類 俗語、俗/一般俳優役者

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