こつみつどとは? わかりやすく解説

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こつ‐みつど【骨密度】

読み方:こつみつど

骨の強度を表す指標の一。一定容積の骨に含まれるカルシウム・マグネシウムなどのミネラル成分の量。骨量骨塩定量骨塩量BMDbone mineral density)。

[補説] 一度失われた骨量取り戻すことは難しく思春期のころに十分に骨を育て運動適切な食事によって維持することが重要。骨密度がYAM若年成人平均値)の70パーセント未満になると骨粗鬆症(こつそしょうしょう)と診断される


骨密度

読み方:こつみつど
【英】:Bone Mineral Density

 骨は強固な体をつくりあげるとともに内臓保護する役割あります血液作り出す骨髄組織存在し体内カルシウム貯蔵庫としての役割あります
 骨は絶え吸収破骨細胞が骨を溶かす)と形成骨芽細胞新しい骨を作る)を繰り返し、約10年をかけてすべて入れ替わるといわれています。この生まれ変わりは、特に骨の再構築リモデリング)といわれます。骨の吸収が骨の形成上回ると、骨は次第弱くなります
 骨の強さやつまり具合は骨密度によって評価されます。骨密度は、骨の単位面積cm2)当たりの骨塩量(g)算出され骨粗鬆症診断基準としても利用されています。2重X線吸収法(Dual-energy X-ray absorptiometry: DXA法)によって測定される骨密度が世界中で標準的用いられています。骨密度は、男女とも加齢によって減少することが確認されており、その減少率男性よりも女性のほうが大きいといわれています。特に女性の場合は、30歳ごろにピーク迎えて骨密度が最大となり、以後は骨密度が徐々に減少し閉経迎え50歳ごろから骨密度の減少加速します。


骨密度

【仮名】こつみつど
原文bone density

一定量の骨の中に含まれるミネラル分大部分カルシウムリンである)の量を示す指標骨粗鬆症骨量減少特徴とする病態)の診断や、骨粗鬆症対す治療の奏功程度確認、骨の折れやすさの予測などに骨密度の測定値用いられる。がんに対す治療受けている患者では、骨密度の低下みられることがある。「bone mineral density骨塩量)」、「bmd」、「bone mass骨量)」とも呼ばれる



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