ぐんじもくひょうとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 工学 > 航空軍事用語 > ぐんじもくひょうの意味・解説 

【軍事目標】(ぐんじもくひょう)

軍事作戦によって生じた損害について国家免責保証する物件資産
これ以外のものに対す攻撃文民統制範疇外となり、戦時混乱乗じた犯罪みなされる

現代ではジュネーブ条約ハーグ陸戦条約などの戦時国際法根拠とする。
基本的に軍隊直接使用するもの軍事目的利用されているものが軍事目標である。
産業施設社会インフラ軍隊利用する場合限っては軍事目標であると認められる

この定義上、「軍事目標ではない」と認定するのは非常に困難である。
無人荒野会戦したのでもない限り誰が敵なのか、何が軍事目標なのかは渾然として判断しがたい。
実際攻撃行った後に誤射であった発覚する事例少なくない

誤解されがちだが、そうした誤射基本的に違法なものではない。
攻撃に伴う法的責任国家ある限り、その過程において不可避な事故の責任国家帰する
つまりは法で裁かれるべき領域ではなく外交交渉解決すべき超法規的問題となる。
服務規程抵触するような悪意怠慢認められない限り個人法的責任問われない

関連:戦略爆撃 人間の盾




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ぐんじもくひょう」の関連用語

ぐんじもくひょうのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ぐんじもくひょうのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS