おたうえ‐まつり〔おたうゑ‐〕【▽御田植(え)祭(り)】
お田植え祭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 01:29 UTC 版)
お田植え祭は、由来は定かでないが約600年の伝統があるとされ、昭和53年(1978年)11月8日には、新見市の重要無形民俗文化財に指定された。 6月11日(元は旧暦9月午日)に拝殿前で行われる。本社での神事の後、境内(元は神楽殿)に注連縄を張り、そこを神田に見立てて行う。 まず悠紀当番と主基当番がそれぞれ獅子頭を牛に見立てて鋤をひかせ、苗代を作り、神主は舞を舞い、籾蒔きの所作をする。次に杉の葉を笛に見立てて苗採りの式を行い、再び獅子を使って代搔きをし、その後「お田植え」と称して杉の葉で田植えの所作をし、その葉を前後に控える氏子へ投げ与える。氏子は争ってこの葉を拾い、持ち帰って田畑に立て豊穣を祈る。
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