「悪霊の憑依」「エクソシズム」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/19 05:57 UTC 版)
「内的自己救済者」の記事における「「悪霊の憑依」「エクソシズム」」の解説
1980年当時アリソンは、「感情的自己」から分れた「交代人格」とは更に別に、「悪霊」「邪悪な霊」が「憑依」していることもあるとも言っていた。 これは元々その人ではないのだから「除霊・悪魔祓い(エクソシズム)」するしかないと。そしてアリソンは自分がやってきたことはシャーマニズムの治療儀式に近いと言う。 しかし後には「悪霊の憑依」「侵略する死者の魂」は「IIC(後述) の一つのバージョン」であるというようになる。そして「エクソシズム」については2005年時点でも次ぎのように述べている。 侵略する死者の魂に対しては世界中であらゆる宗教がエクソシズムを、何世紀の長きに渉って行ってきた。これは決して馬鹿でも出来ることでもなければ、無知愚昧や向こう見ずなことでもない。 だのに精神科に於いてはそれが上手く機能していたとしても、“非科学的だ”の一言で片づけられてきた。それでもなお、そう言ったことが正当であるとされる場所や環境もあった。もし、患者がMPD でありかつISHが治療者にその精神的存在は“怒り以外の何者でもない”と語ったときには、それはISHが(その精神的存在を)IIC であると言うことを認めたことである。
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