「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」での2人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 08:01 UTC 版)
「360°モンキーズ」の記事における「「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」での2人」の解説
杉浦は『とんねるずのみなさんのおかげでした』「博士と助手〜細かすぎて伝わらないモノマネ選手権〜」のコーナーの常連で、2017年12月にコーナーが終了した現在、唯一の皆勤(全17回連続)出場者である。第11回においては特注の落下セットを用意されるなど、もはやこのシリーズには欠かせない存在となっていた。 主なネタとして日本のプロ野球にてプレーした、お世辞にも決して大活躍したとは言えない打席時の外国人選手(ブーマー・ウェルズ、チャーリー・マニエル、トーマス・オマリーなど一部を除く)のモノマネを行う。モノマネを披露する際はどの選手であっても必ずランディ・バースのヒッティングマーチを歌いながらやるのがお約束となっており、歌い方も「ヴィェー、ヴィェー、ヴィェーヴィェーヴィェー、ヴァーダヴァンダヴァダダヴァヴァヴァー、ヴァンダヴァーダヴァンダヴァダダヴァヴァヴァー」(本来の歌詞は、「バース、かっ飛ばせバース、ライトへレフトへホームラン」である)という極めて独特なもの。その他、場内アナウンス(ウグイス嬢)のモノマネをしたりネクストバッターズサークルの場面ではBGMが遠くで流れているように表現したり、スローモーションの場面ではBGMもゆっくり歌ったりするなど芸の細かさを見せ付けている。 過去にはメジャーリーガーや台湾プロ野球の選手を扱ったこともあり、その際は口ずさむBGMもはそれらしいフレーズ(場内BGMなど)に変えている。また、第4回時に一度だけ審査員の石橋貴明のリクエストにより、日本人選手である元ダイエーの山之内健一のモノマネを扱った。しかしこの時も歌っていた応援曲はバースのものだった。これはおそらく、山之内が高校時代「九州のバース」の異名をとっていたからではないかとも推測できる。また、初めてヒッティングマーチを歌いながら披露したモノマネはセシル・フィルダーであったが、実際に球場で使われていたフィルダーのヒッティングマーチも、バースの流用であった。なお、第16回において高校野球のネタを扱った時は応援歌も「夏祭り」になっていた。 何故か元日本ハムのマイク・イースラーのモノマネをしようとすると披露し終える前に必ず落とされる。それが恒例になってきて、杉浦もイースラーをオチと考えているためか本人の面影が残らない程のオーバーアクションになってしまっている他、後には野球のプレーとは全く無関係のネタ(バス移動、サッカー観戦、空港のセキュリティチェックなど)を披露したこともある。 第8回からは2人で出場することが可能になり、小田幸平役の山内も出場。立ち位置を交換しながら落ちていく「クロス落ち」を披露し、初優勝を成し遂げた。第10回では「ダブルサイレント落ち」「2人時間差落下」などの新技を披露し、貫禄をも見せ付けた。なお山内は、パ・リーグネタ向けとして“メガネをかけた捕手”という共通点のある吉永幸一郎役を務めることがある。 ネタの細かなシチュエーションに間違いも数点存在する。前述のようにイースラーのオーバーなバッティングフォームや、どの選手でもバースのヒッティングマーチを口ずさむ他に実際には存在していなかった事実を扱ったモノマネもいくつかある。 元広島のアルフォンソ・ソリアーノは右打ちだが、第8回で「ソリアーノ」と言って杉浦が演じたのは左打者だった。 松山坊っちゃんスタジアムでの元阪神のマイク・グリーンウェルのモノマネを行ったが、グリーンウェルの日本在籍時に松山坊っちゃんスタジアムは存在していない。 倉敷マスカットスタジアムでの元中日のベニー・ディステファーノのモノマネを行ったが、ディステファーノの日本在籍時に倉敷マスカットスタジアムは存在していない。 杉浦が元ヤクルトのドゥエイン・ホージー、山内が小田のモノマネを2人で行ったが、この2選手は少なくとも公式戦で同一試合に出場したことがなく、ネタ中の小田のアクションも実際にあったものか不明。 杉浦が元阪神のトーマス・オマリー、山内が小田のモノマネを2人で行ったが、この2選手は同時期にプロ野球に在籍しておらず、ネタ中の小田のアクションも実際にあったものか不明。 打撃投手を務めるマイク・イースラーのモノマネを左投げのフォームでやったが、イースラーは右投げである。 「一度だけバッターボックスに立った元巨人のサンチェ」というネタをやったが、サンチェは5打席立っている。
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