「主食はキヌア」発言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 04:08 UTC 版)
「ナジブ・ラザク」の記事における「「主食はキヌア」発言」の解説
2018年2月22日、に地元の病院を訪問したナジブは、質疑応答の場で「糖質制限ダイエットをしているため、コメは食べないようにしており、息子から勧められたキヌアを主食にしている。コメより健康に良い」と発言。 キヌアは南米原産の雑穀の一種で、栄養価が高いため「スーパーフード」と呼ばれ、スーパーモデルやセレブリティーが愛食していることで知られる。 一方、マレーシア国民の多くはコメが主食で、コメをココナツミルクで炊いた「ナシレマ」は国民食として広く愛されている。 こうした中、マハティール・ビン・モハマドはいち早く「私は地元産のコメしか食べない」と応戦。マハティールと手を組む野党・民主行動党(DAP)のリム・キッシャン下院議員は「ナジブの発言は、フランス最後の王妃マリー・アントワネットの逸話を想起させる。第14回総選挙はまさに“キヌアとコメの戦い”だ」と気炎を上げた。同議員によると、キヌア10キログラム当たりの価格は、地元産のコメの23倍だという。 一方、ナジブ側は首相府を通じ「キヌアは医師から勧められて食している」と声明を発表。首相の腹心として知られるナズリ・アジズ観光・文化相は「野党は他にあげつらうネタがないのではないか」と批判した。
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