「ペジェンの月」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/23 06:08 UTC 版)
「プラタラン・サシ寺院」の記事における「「ペジェンの月」」の解説
詳細は「ペジェンの月」を参照 プラタラン・サシ寺院にあるいくつかのプリンギー (Pelinggih) の祠のうち、「ペジェンの月」を祀る構造物は、プリンギー・ラトゥ・サシ (Pelinggih Ratu Sasih) と呼ばれている。方形の3層からなり、2層目および「ペジェンの月」を祀った内側の3層目の支柱により、シュロの繊維を用いた屋根を保持する。 「ペジェンの月」(尼: Bulan Pejeng、英: Moon of Pejeng〈「月の輪」〉)と称されるこのペジェン鼓は、1705年、インドネシアにおいて初めて発見された銅鼓 (Nekara) である。また、これは最大の銅鼓でもあり、高さ1.86メートル (1.98m)、鼓面直径1.6メートルで、細長い「太鼓」のような形をしている。東南アジア初期のドンソン文化の影響によるもので、紀元前3世紀頃のものともいわれる。2020年3月31日、インドネシアの文化遺産 (Cagar Budaya) に登録された。
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