「タケダアワー」廃止後の武田薬品単独提供番組
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末期になると、タケダを筆頭とした複数社提供となっていたが、1974年4月7日から『進め!フィンガー5』→『学校そば屋テレビ局』のバラエティ番組に切り替わった。ここで完全にタケダが降板して複数の企業が提供するようになり、「タケダアワー」の枠は廃止されたが、1982年4月からABC製作・テレビ朝日系列向けに、やはり毎週日曜日19時からの枠でタケダの一社提供テレビ番組『三角ゲーム・ピタゴラス』が登場(タケダの歌=オープニングキャッチがTBS当時とは違うもので、歌や画像をリニューアルしたバージョン=が復活する)。 1983年3月からは大阪ローカル番組として3年弱にわたり親しまれた『世界一周双六ゲーム』が全国ネット番組として同枠で放送されたが、途中から複数企業提供番組になり(オープニングキャッチは無くなる)、末期はタケダが降板。 (注)タケダアワー当時、大阪地区のTBS系列はABCだった。 その後、1992年にそれまでロート製薬の一社提供(末期は複数企業提供)でMBS製作・JNN(1975年3月まではNET(現・テレビ朝日)系向けに放送されていた『アップダウンクイズ』→『クイズ!!ひらめきパスワード』が終了した日曜19時からの枠に、TBS製作の武田薬品と武田薬品グループ一社提供テレビ番組『さんまのからくりTV』がスタートしてタケダ提供が復活(但し、オープニングキャッチはなし)。これはその後、1時間枠『さんまのSUPERからくりTV』として継続(2014年9月番組終了)したが、製薬メーカーの紳士協定があるためタケダの単独提供は番組前半のみ。後半は複数企業の提供で放送され、このような態勢が2007年春まで続いた。 ちなみにフジテレビ系・関西テレビの『おくにじまんスター自慢』→『特集 ザ☆スター』→『相性診断!あなたと私はピッタンコ』→『激突!お笑いルーレット』→『三枝の愛ラブ!爆笑クリニック』→『ひらけ!GOMA王国』→『SMAP×SMAP』もロート製薬が前半のみの提供(2010年3月まで)で、これと同様の措置がとられている。 2007年3月25日、武田食品工業(現・ハウスウェルネスフーズ及び三菱商事ライフサイエンス)が武田薬品グループを離れたことなどにより、後半のスポンサーである花王・伊藤園と同じ2枠・60秒の提供枠に減少したことに伴い、『SUPERからくりTV』はタケダ・花王・伊藤園の3社を中心とした複数社提供に移行。隔週で番組の前半・後半のいずれかにタケダのCMが放送されていたが、2008年3月30日にスポンサーを降板、提供枠を木曜21時のドラマ枠に移行した(2008年4月-2009年3月まで)。のちに、スポンサー枠を30秒に縮小し、『関口宏の東京フレンドパークII』、『ぴったんこカン・カン』に分割し移行した。『東京フレンドパーク』は2010年3月に、『ぴったんこカン・カン』は2011年9月に降板している。 2009年10月に『情報7days ニュースキャスター』において、同局での1分提供を復活するも、2013年4月に30秒に縮小している(削られた30秒は『今、この顔がスゴい!』に移行した)。
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