J-8II (航空機)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/19 04:40 UTC 版)
スペック(J-8D)
- 翼幅:9.3 m
- 全長:21.6 m
- 全高:5.4 m
- 空虚重量:9,820 kg
- 標準搭載時重量:14,300 kg
- 最大離陸重量:17,800 kg
- エンジン:WP-13A2ターボジェットエンジン 2基
- 推力(アフターバーナー未使用):8,600 kg/s
- 推力(アフターバーナー使用):13,000 kg/s
- 最高速度:マッハ 2.2 (2,340 km/h)
- 最大上昇力:12,000 m/min
- 実用飛行上限高度:20,000 m
- 乗員:1名
- 戦闘行動半径:800 km
- 巡航行動半径:1,300 km
- 最大航続距離:2,200 km
- 巡航速度 800 mph / 1,300 km/h
- 固定武装:23 mm機関砲 1門
- 武装:PL-5、PL-8、PL-12、爆弾、ロケット弾、増槽
- FCSレーダー:ジューク-8-II
上記スペックは、主にGlobalsecurity.orgによるが、巡航速度が音速を超え、巡航行動半径が最大航続距離の半分を超えている、同じエンジンを同じ基数搭載した、一回り大きな機体であるSu-15に比して航続距離が大きいなど、正確性に疑問がある。
ただし、Su-15は推力重量比が極めて大きく、航続距離が短い事が欠点ではあるが、高い飛行性能を持つ事で知られた機体である。本機は同じエンジンで機体はさらに軽量である事から、航続性能は劣るとしても飛行性能ではSu-15よりも優れている可能性は考えられる。ただし中国がJ-8シリーズを開発した動機として、J-7のエンジン出力がオリジナルに及ばず、本家MiG-21よりも性能が低くなったため、それを補うために双発化したという説もある。これが正しければ、本機はSu-15には性能面では及ばない事になる。
- ^ “长城拥抱苏伊士:中埃军事合作的那些事儿”. 360doc个人图书馆. (2015年9月8日) 2018年8月27日閲覧。
- 1 J-8II (航空機)とは
- 2 J-8II (航空機)の概要
- 3 概要
- 4 スペック(J-8D)
- 5 派生型
- 6 脚注
- J-8II (航空機)のページへのリンク