DTXMania 主な機能

DTXMania

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/23 00:11 UTC 版)

主な機能

ドラム演奏トレーニングソフトウェアという性質上、いかにタイミングよく演奏できたかを評価する仕組みが設けられている。シーケンスごとにタイミングの正確さが5段階(PERFECT/GREAT/GOOD/POOR/MISS)設けられており、曲全体におけるこれらの比率と最大コンボ数(GOOD以上の継続数)によってスキルおよびクリアランク(SS/S/A/B/C/D/E)が決定される。また、曲を完奏できなかった場合のクリアランクはEとなる。スキル算出にはdrummaniaのスキルポイント算出とは異なるものを採用している(より具体的には、コンボ率は計算に含まれない)。なお、シーケンスごとのタイミングの正確さについては、drummaniaに近い値となっており、ジャストタイミングからの許容範囲はPerfectが±34ms、Greatが±67ms、Goodが±84ms、Poorが±117ms、それ以上がMissとなっている(初期はもっと甘かった)。そしてこれらの設定値は、ユーザサイドで設定変更可能となっている。

曲の難易度は01から99で表記され、このスケール範囲がdrummaniaのVシリーズまでの難易度表記と同じであることから、曲の提供者からはdrummaniaのVシリーズまでの難易度表記に近い値が提示されること、drummania収録曲においては同一値が設定されることが多い。また、同一曲に対して複数の譜面を設定することができ、個々の譜面に対する譜面難易度を示す名称も自由に設定可能となっている。一般的にはBEGINNER/BASIC/ADVANCED/EXTREMEといった名称が設けられ、それ以外の難易度のものについては曲データの作者によって様々な名称がつけられている。

演奏対象となる楽器は、左シンバル、ハイハット(クローズ/オープン打ち分け可)、スネアバスドラムハイタム、ロータム、フロアタム、右シンバル、ライドシンバル/クラッシュシンバルであり、演奏中はこれらが分かれて9レーンで表示される。

その他、演奏に関連する主なオプション機能は以下の通りである。

Speed
曲自体の速度を変更する
ScrollSpeed
譜面の流れる速度を変更する
Half Dark
演奏中の背景、レーン、ゲージが非表示になる
Full Dark
Half Darkに加えて、小節線、拍線、判定ライン、パッドが非表示になる
Sudden/Hidden
譜面が画面中央まで表示されないようになる/画面中央以降表示されないようになる
Reverse
譜面の流れる向きを下から上にする
Tight
ドラムチップのない箇所で叩くとミス扱いとなる
AutoPlay
シンバルやタムごとに自動演奏のON/OFFを指定する

  1. ^ DTXMania 日本語プロジェクトトップページ”. FROM. 2010年12月5日閲覧。 - 読みに対する出典
  2. ^ a b 公式 プレイヤー向けQA”. FROM. 2010年12月5日閲覧。
  3. ^ 公式 プレイヤー向けQA 接続編2”. FROM. 2010年12月5日閲覧。
  4. ^ 公式 プレイヤー向けQA 接続編”. FROM. 2010年12月5日閲覧。
  5. ^ DTX STARTER PACK”. nmk. 2010年12月5日閲覧。
  6. ^ 公式 DTXファイルフォーマット”. FROM. 2010年12月5日閲覧。
  7. ^ DTXMania Release Notes”. FROM. 2010年12月5日閲覧。
  8. ^ DTXMania 更新履歴・過去”. FROM. 2010年12月5日閲覧。
  9. ^ DTXMania 更新履歴”. FROM. 2010年12月5日閲覧。
  10. ^ 上述のDTXManiaXGとは無関係であるが名称が同じためDTXManiaXG2として区別されている。


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