CASA C-207 CASA C-207の概要

CASA C-207

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/28 01:25 UTC 版)

マドリード航空博物館に展示されているT.7-6 CASA C-207 'Azor' 405-17

CASA C-207アソルCASA C-207 Azor)は、CASAが製造した輸送機である。本機はCASA C-202 アルコンの拡大版であり、民間航空の国内路線向けに設計されたが民間からの注文は無く、スペイン空軍が10機を発注した。T.7Aと命名された最初の型が1960年に就役し、更にCASA 207C(T.7B)と命名された兵員/貨物輸送機型の10機が発注された。CASA 207は、CASA 2.111CASA 352といった当時現役であった輸送機の後継機としてCASAで設計された最初の航空機の中の1機であった。

1980年代初めまで2機の試作機と20機の量産機が軍務に就いていた。ほとんどの機体は、第35輸送飛行団(the 35th Transport wing)へ配備された。


  1. ^ Donald 1997, p.223.
  2. ^ Taylor 1969, p.167


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