9,10-ビス(フェニルエチニル)アントラセン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2016/09/03 20:49 UTC 版)
| 9,10-ビス(フェニルエチニル)アントラセン | |
|---|---|
 |
|
 |
|
|
9,10-Bis(2-phenylethynyl)anthracene |
|
|
別称
9,10-Bis(phenylethynyl)anthracene, BPEA
|
|
| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 10075-85-1  |
| PubChem | 82338 |
| ChemSpider | 74309  |
| UNII | FC8JDB70DQ |
| EINECS | 233-210-8 |
| ChEBI | CHEBI:51675 |
|
|
|
|
| 特性 | |
| 化学式 | C30H18 |
| モル質量 | 378.473 g/mol |
| 外観 | オレンジ針状結晶 |
| 融点 |
252-258 °C, 267 K, -180 °F |
| 危険性 | |
| 主な危険性 | 刺激物 (Xi) |
| Rフレーズ | R36/37/38 |
| Sフレーズ | S26 S36 S37/39 S45 S28A |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
緑色に蛍光することから、ケミカルライトなどに利用される。有機エレクトロルミネッセンスで有機半導体のドーパントとしても利用される。
発光波長は、以下に示す有機化合物のように、ハロゲン・アルキルによってアントラセンコアを置換することで低波長に変化させることができる。1-エチル、または1，2-ジメチルに置換したBPEAも利用される。
関連項目
- ケミカルライト
- 5,12-ビス(フェニルエチニル)ナフタセン
- 9,10-ジフェニルアントラセン
[前の解説]
「9,10-ビス(フェニルエチニル)アントラセン」の続きの解説一覧
- 1 9,10-ビス(フェニルエチニル)アントラセンとは
- 2 9,10-ビス(フェニルエチニル)アントラセンの概要
- 9,10-ビス(フェニルエチニル)アントラセンのページへのリンク
