鷲原八幡宮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 14:11 UTC 版)
鷲原八幡宮 | |
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![]() 楼門(重要文化財) | |
所在地 | 島根県鹿足郡津和野町鷲原イ632-2 |
主祭神 |
誉田別尊 玉依姫命 息長足姫尊 |
社格等 | 旧村社 |
創建 | 伝天暦年間(947-956年) |
本殿の様式 | 三間社流造 |
札所等 | 津和野藩3大社 |
例祭 | 4月第1日曜日 |
主な神事 | 流鏑馬神事(4月第1日曜日) |
地図 |
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注釈
- ^ 神社・寺における内陣の外側で、一般の人々が礼拝する所。
- ^ 身舎(もや):寝殿造りで、庇に対し家屋の主体をなす部分。
- ^ 木造住宅に最も普通に用いられる和風天井の一つ。 棹縁という25 mm角程度の細い横木を30〜60cm(普通45cm)間隔に設け、その上に天井板を棹縁と直角方向に張った天井。
- ^ 端部に擬宝珠のある親柱を用いず、架木(ほこぎ)の先端を突き出して反り上げ(刎ね上げ)、平桁も突き出したもの。
- ^ 榑縁(くれえん): 縁板を縁框(えんがまち)に平行に張った縁側。
- ^ 切妻造りの屋根の一種で、棟の両端が他の建物に繋がるため、破風が無いもの。
- ^ 当社・由緒板では270 mと書かれている。 島根県の文化財では、250mで史跡に指定されている。
- ^ 丹羽鼎三「本邦公園の源流」(『新都市』昭和36年7月号所収) 「(公園の呼称)島根県鹿足郡津和野町鷲原八幡宮の絵馬堂に掲げられて有る奉納額の中に同地方亀井藩の藩士等が武運長久を祈って天保と安政との各初期に社前に於いて弓と鳥銃との奉納射的を行った次第を録したものが三面見られる。是等三額とも何れも皆前記射的が境内(公園之射場)に於いて又は単に(公園)に於いて催された事を記して居る。其の一つは天保3(1832)年、他の二面は天保4(1833)年及び安政元(1854)年である。即ち公園指定の太政官布告の発せられた明治6年より40年も前に(公園)なる呼称が行なわれて居ったのである。此の際の(公園)は勿論現時我等の所謂(公園)とは可成り其の内容を異にするもので有ったろう事は容易に推測出来る。此の場合は八幡宮社前の土民が出入して武芸に関する催しなどを公演する地域と解すべきであろう。しかし斯く公園の称が比較的短い才月の間に3回も現われた事は公園の呼称も珍らしいものではなく、また他にもそれがあったであろうとも推考されるが目下のところ他にはない。之を以って本邦に於ける(公園)なる呼称の嚆矢とす」
脚注
- ^ 法人名については、社殿の重要文化財指定時の官報告示(平成23年文部科学省告示第160号)による。
- ^ a b 八幡宮略由緒による。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “本殿 / 八幡宮 / 国宝・重要文化財(建造物)”. 国指定文化財等データベース / 文化庁. 2022年7月11日閲覧。
- ^ a b c “鷲原八幡宮社殿 国指定 重要文化財(建造物) / 文化財”. 津和野町教育委員会. 2022年7月11日閲覧。
- ^ a b c “国指定重要文化財 鷲原八幡宮社殿”. 津和野町 津和野町教育委員会. 2022年7月11日閲覧。
- ^ a b c d “津和野 鷲原八幡宮 流鏑馬神事”. しまね観光ナビ / 公益社団法人 島根観光協会. 2022年7月11日閲覧。
- ^ “流鏑馬神事(鷲原八幡宮大祭)”. おいでませ山口へ / 一般社団法人山口県観光連盟. 2022年7月11日閲覧。
- ^ “拝殿 / 八幡宮 / 国宝・重要文化財(建造物)”. 国指定文化財等データベース / 文化庁. 2022年7月11日閲覧。
- ^ “楼門 / 八幡宮 / 国宝・重要文化財(建造物)”. 国指定文化財等データベース / 文化庁. 2022年7月11日閲覧。
- ^ a b c d e “町内にある指定等文化財の一覧”. 津和野庁舎 津和野町教育委員会. 2022年7月11日閲覧。
- ^ 丹羽鼎三「本邦公園の源流」(『新都市』昭和36年7月号所収)
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