青竜
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青竜(旧字体:靑龍󠄂、せいりゅう、せいりょう、拼音: チンロン)は、中国の伝説上の神獣で東西南北を守護する四神(四象)の1つ。東方を守護し、蒼竜(そうりゅう)とも呼ばれる。青竜は古来瑞兆とされており、幸運の天之四霊とは蒼竜、朱雀、玄武、白虎のこと[1]。青竜は、春(1月、2月、3月)を司る[2]。
- ^ 『三輔黄図』「青竜、白虎、朱雀、玄武,天之四霊,以正四方」
- ^ “「青龍」とは? その意味や「ご利益」、「四神獣」に関係する言葉を徹底解説!”. Oggi.jp (2022年7月5日). 2023年7月6日閲覧。
- ^ 『太上洞玄霊宝十師度人妙経』「東海竜王,青衣青冠,青幢青蓋...南海竜王,赤衣赤冠,赤幢赤蓋」
- ^ 『道法会元』「右符訣在角宿下五指甲右。存四海竜王,幷竜,随其方色」
- ^ しかし、『西遊記』では、四海竜王の名は西海は敖閏と記されている。『西遊記』「西海竜王敖閏,与太子摩昂,領水兵助戦,把三頭犀牛収服。行者謝了天兵、竜王,救出師父」
- ^ 『雲笈七籤』「左有青竜名孟章,右有白虎名監兵,前有朱雀名陵光,後有玄武名執明」
- ^ 『金鎖流珠引』「東方青竜祖孟章」
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