鋳薔薇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/15 14:31 UTC 版)
鋳薔薇黒 ブラックレーベル
『鋳薔薇黒 ブラックレーベル』は、2006年5月稼動。100枚限定生産。
鋳薔薇 家庭用アレンジモードをベースに、『鋳薔薇』のシステムを大幅に変更したもの。4ボタン制。
解説
鋳薔薇とは異なり、従来のケイブ弾幕シューティングの方向性を持った作品。自機の当たり判定は小さく、また、敵弾の量もランクゲージMAX時には極端に多くなる(ランクゲージはボンバーで敵弾を大量に消すことでほぼリセットできる)。敵弾が極端に多いシーンでボンバーを使うことで、ハイスコアと難度リセット(低難度になる)を得るシステムとなっている。
- 難度の急激な上昇下降によるカタルシスの演出
- ランクゲージMAXによる難度のピークはおよそ1~2分ごとに訪れる(プレイ内容により周期はかわる)。このとき敵の攻撃は膨大な物量の激しさとなり、このピークをボンバーで乗り切ることで敵の攻撃は平常に戻る。また、ボンバー時に恐ろしい敵弾が大量の美しい薔薇と派手な得点表示に変化する演出も効果に一役買っている。
システム
- 自機
- 『ブラックレーベル』ではショットボタン(A)押しっぱなしで従来のケイブ作品のように移動速度を落としながら強化されたショットを撃つようになり、そのときオプションは敵を自動的に狙う。また、別ボタン(C)に前述の状態にならないタイプのショット連射が設定されている。
- オプション切り換え
- マシンガンやバーナーなどのオプションを任意に切り換えできるボタン(D)が設定されている。持っていないオプションには切り換えできない。ミスすると手持ちオプションを失う。
- ランクゲージ
- 『ブラックレーベル』の特徴の一つ。画面上に表示されたランクゲージが増えるほど、敵の攻撃が極端に激しくなっていく。ゲージは勲章を含めたアイテム取得で上昇(意識せずとも取得することが多い、およそ1~2分でMAX)、ボスパーツ破壊で上昇、薔薇アイテム(以下、薔薇)取得で減少(一度に大量獲得すれば0にリセットできる)、ミスにより0リセット。
- 薔薇は敵弾をボンバーで消すことなどで出現。薔薇の得点にはゲージに応じた倍率がかかっており、ゲージ値が高いときに取得するほど高得点を得ることができる。
- ランクゲージの大幅減少(薔薇の大量獲得)のためには、ランクゲージMAXのときにボンバーを撃つのが効果的。D-TYPEの機体のボンバーが有効。ランクゲージMAX時に薔薇を大量獲得することで非常に高い得点が得られ、スコアエクステンドの重要な手段となっている。1面ボス前での大量薔薇獲得は、そこまでノーミス到達できる腕前であれば比較的容易。
- ランクゲージがMAXになる場所はプレイの内容により異なる。ボンバー以外にも薔薇を出す方法はあり、破壊することで敵弾薔薇化が発生する敵などが存在。ゲージは1万点勲章により大幅増加。ランクゲージはゲーム中リアルタイムで変化する内部難度とは別系統であり、最終的な難度はランクゲージと内部難度との組み合わせで決まる。
- ランクゲージに関連したこのシステムは薔薇死す(薔薇DIEす=バラダイス)システムと呼ばれている(ケイブ公式)。
- エクステンド
- 『ブラックレーベル』では1000万点ごとにエクステンドする。
- 1 鋳薔薇とは
- 2 鋳薔薇の概要
- 3 鋳薔薇黒 ブラックレーベル
- 4 ピンクスゥイーツ ~鋳薔薇それから~
- 5 外部リンク
固有名詞の分類
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