菅原神社 (奈良市東九条町)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 02:02 UTC 版)
祭神
社殿
一間社春日造檜皮葺で、三間四方の覆屋を持つ[2][3]。 春日大社摂社榎本神社の旧本殿の移しと伝わる[3]。
境内
東寄りに土壇があり、古瓦などが散乱しているが、同所は奈良時代の姫寺遺跡の一部であり、所在地の小字も姫寺と呼ばれる[2]。
かつての合祀社
1915年(大正4年)、近隣の神社を合祀したが、村人に不慮な出来事が相次ぐなどしたため、そのうちのいくつかは再度分祀され、元の所在地に祀り直された[2][1]。 合祀された(されていた)神社は以下の通り[2]。
- 厳島神社(東九条城殿山196) - 再分祀された
- 稲荷神社(東九条ホテンド241) - 再分祀された
- 冨神社(東九条宮南1324)
厳島神社
厳島神社 | |
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所在地 | 奈良県奈良市東九条町 |
位置 | 北緯34度39分21.5秒 東経135度49分8.5秒 / 北緯34.655972度 東経135.819028度 |
主祭神 | 市杵島姫命 |
例祭 | 7月7日 |
小祠に覆屋が設けられており、手前に割拝殿がある[1]。境内には榎の巨樹がある[1]。宝暦11年(1761年)の弁財天講中の記録があり、由緒はかなり古い[1]。
稲荷神社
稲荷神社(森本稲荷大明神) | |
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所在地 | 奈良県奈良市東九条町 |
位置 | 北緯34度39分21.0秒 東経135度48分44.5秒 / 北緯34.655833度 東経135.812361度 |
主祭神 | 保食神 |
境内は森に覆われ、広さは106坪ある[1]。5つの朱鳥居の奥に春日造の社殿が祀られている[1]。この地は穂積寺跡と伝わり、古瓦なども発見されている[1]。
出典
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