神戸高塚高校校門圧死事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/26 08:32 UTC 版)
影響
- 生徒数が増加する最中の事件で社会的な影響は大きく、校門指導、管理教育、校則の是非が議論された。兵庫県議会の日本社会党議員団が、1990年7月30日に「門扉を閉める校門指導の廃止」「処罰中心の校則の見直し」「教職員の相互批判が行われやすい体制の確立」などを求める申し入れ書を兵庫県議会に提出する[11]。
- 高塚高校は、事件年度のインターハイの出場と大学からの推薦校の指定を辞退した。
関連書籍
- 『先生、その門を閉めないで —告発・兵庫県立神戸高塚高校圧死事件—』(保坂展人とトーキングキッズ編、労働教育センター、1990年9月、ISBN 4-8450-0090-3)
- 生徒達に取材し、生の声をまとめた本。
- 『校門を閉めたのは教師か —神戸高塚高校校門圧殺事件』(外山恒一、はやしたけし 駒草出版、1990年11月 ISBN 490608236X)
- 『校門の時計だけが知っている —私の「校門圧死事件」』(細井敏彦 草思社、1993年4月、ISBN 4-7942-0501-5)
- 当事者(加害者)であった細井の執筆による本。自らの認識や意見、当時の周囲の状況を告白している。
脚注
関連項目
外部リンク
- ^ “校門圧死事件から29年 犠牲生徒悼み集会 神戸高塚高校”. 神戸新聞NEXT (2019年7月6日). 2020年7月3日閲覧。
- ^ 『校門の時計だけが知っている —私の「校門圧死事件」』草思社、86-93頁。
- ^ 『校門の時計だけが知っている —私の「校門圧死事件」』草思社、102-103頁。
- ^ 『校門の時計だけが知っている —私の「校門圧死事件」』草思社、143-144頁。
- ^ 『校門の時計だけが知っている —私の「校門圧死事件」』草思社、16-17頁。
- ^ 『校門の時計だけが知っている —私の「校門圧死事件」』草思社、143-144,148頁。
- ^ 『校門の時計だけが知っている —私の「校門圧死事件」』草思社、112頁。
- ^ 『校門の時計だけが知っている —私の「校門圧死事件」』草思社、145頁。
- ^ 1993年2月11日付朝日新聞朝刊
- ^ 私達教師は一体何をしているのか~1(神戸県立支部) 兵庫県高等学校教職員組合1995年県高支部ニュース 2005年06月07日
- ^ 朝日新聞神戸支局 編「少女・15歳 神戸高塚高校校門圧死事件」148ページ
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