矢文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/29 14:26 UTC 版)
矢文(やぶみ[1])は、手紙を弓矢を用いて遠くから放ち、文書を送る手段の一つ。手紙を矢柄(やがら)に結びつける方法の他、蟇目(ひきめ)の穴の中に入れて射て飛ばしたり、鏃(やじり)に直接文を刺して、それを放つ場合もある。
- ^ 『広辞苑 第六版』岩波書店一部参考。
- ^ 本間重氏が矢に直接文を刻んて船上で放った例が見られる(備考も参照)。参考・『日本武術神妙記』 2016年 p.365
- ^ 律令時代に矢文が行なわれていた場合、漢文ということになる。
- ^ 網野善彦 『海と列島の中世』 講談社学術文庫 2003年 ISBN 4-06-159592-X
- ^ 今谷明 『戦国時代の貴族』 講談社学術文庫 2002年 ISBN 4-06-159535-0
- ^ 『歴史人 5 2013 №32』 p.75
- ^ 「十津川大水害 明治22(1889)年 8月18日~20日」歴史から学ぶ 奈良の災害史4 第2章-1
- ^ 「昭和28年大水害から70年 和歌山県がHPで体験記公開」産経新聞 2023年7月24日
- ^ 昭和28年(1953)の日高川町彌谷災害を歩く
- ^ 中里介山 『日本武術神妙記』 角川ソフィア文庫 2016年 p.365
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