田島神社 祭事

田島神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/23 07:58 UTC 版)

祭事

(太陽暦で記載)

歳旦祭

1月1日 / 新暦1月1日(元日)に年始を祝う祭祀である。一年の安泰と国民の加護を祈念する。

節分祭

2月3日 / 

春祈祷

4月1日~3日 / 通常の神事以外にも「区社参り」と称して島内の各地区で奉斎している小さな神社を各地区の代表皆でお参りして周る。木ノ宮、塚様、平嶽神社、天童神社(稲荷)、庚申様、瓢塚、ヤブソ様、天神様が区社参りの対象である。

厄祓祈願祭

4月第2日曜日 / 厄年の年齢は、体力的、家庭環境的、或は対社会的にそれぞれ転機を迎える時でもあり、災厄が起こりやすい時期とされている。その年に当たっては、災厄を祓うの儀(厄除け)がおこなわれます。厄年の年齢は「数え年」で数え、男性が二十五歳・四十二歳・六十一歳、女性が十九歳・三十三歳・三十七歳などを言い、この年齢の前後を前厄・後厄と称します。

夏越祭大祓

7月最後の土曜日 / 夏越祭(夏越の大祓)は神社内での行事であるのが通例だが、現地の夏越祭は氏子が主催しお神輿で行列を組み民家近くの御旅所へ移動する。神様をお迎えして一晩膝を突き合わせて親しく過ごしつつ、夏越の祓を受けるという形になっている。(平成元年 平野良樹宮司談) お神輿を担いでの移動なので、参道の第二鳥居にかけられる茅の輪の大きさも最大級となっている。以前は7月最後の土曜日・日曜日、さらにその前は29日・30日に行われていた。

歴史 現在の氏子主催の御旅所への神幸がどの時代から始まったものかは不明。昭和40年代前半の図書には神輿を船に乗せて呼子などの近隣に神幸する様子が写真入りで紹介されている。[11]御旅所は時代により変遷があるが、古くは呼子側の小浜港、現小浜公園の東側、坂の上に御旅所があった時代もある。(石組みが現存)

例祭

9月16日 / 例祭はその神社にとって最も重要な日とされている。通常は創建の日とされていることが多いが、当社の場合は創建自体が不明で9月16日の理由その他は不明である。

新嘗祭

11月23日 / 

除夜祭大祓

12月31日 / 


  1. ^ 牧川 1902, p. 113.
  2. ^ a b c d e 『古代諸国神社神階制の研究』岩田書院、2002年8月 2002、391-395頁頁。 
  3. ^ a b c 『松浦古事記』寛政元年と思われる。 
  4. ^ a b c d 『田島神の創祀と宗像神との関係について』 江永次男 昭和62年
  5. ^ 『肥前歴史叢書8 式内社 明神社 志々伎神社』芸文堂、1986年5月8日。 
  6. ^ 『西日本民俗文化考説』九州大学出版会、1988年。 
  7. ^ 佐賀県と壱岐・対馬を除く長崎県
  8. ^ 村尾力太郎「「筑紫の野」と「筑肥の海」の懐古―日本・海外宗教交渉略史研究―」『早稲田商学』第205号、103頁、1968年https://books.google.com/books?id=fOZCAQAAIAAJ&q=望夫石 
  9. ^ 牧川 1902, p. 116.
  10. ^ 『唐津名勝案内 牧川茂太郎編』此村書店、1902年10月10日、116頁。 
  11. ^ 『ふるさとの民俗 佐賀の芸能・祭り』佐賀県文化館、1967年、136-137頁。 
  12. ^ 太刀〈銘備中国住人吉次/〉 - 国指定文化財等データベース(文化庁
    国指定(美術工芸品の部)01 > 太刀(銘 備中国住人吉次)(佐賀県ホームページ)。
  13. ^ 県指定(天然記念物の部)02 > 加部島暖地性植物群落(佐賀県ホームページ)


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