涙の紅バラ 涙の紅バラの概要

涙の紅バラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 21:35 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
涙の紅バラ
ボビー・ヴィントンシングル
初出アルバム『涙の紅バラ』
A面 涙の紅バラ
B面 You and I
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 1962年(アルバム『Roses Are Red』収録)
ジャンル ポップス
時間
レーベル エピック・レコード
作詞・作曲 ポール・エバンス、アル・バイロン
ロバート・マージー(編曲)
プロデュース ボブ・モーガン
チャート最高順位
ビルボード1位
ボビー・ヴィントン シングル 年表
Well I ask ya
(1962年)
涙の紅バラ
(1962年)
涙の太陽
(1962年)
テンプレートを表示

解説

エピック・レコードと契約したボビー・ヴィントンは1961年2枚のバンド・アルバムをリリースしたもののセールスが伸びず会社はボビーの解雇の検討にはいった。ボビーはスタッフを説得しReject Pileから「涙の紅バラ」を選び歌手として録音する。自身の芸能生活での生き残りをかけてボビーは自身でプロモーションを行い、6月にはチャートの第1位を4週間記録する大ヒットとなりゴールド・ディスクを獲得した。イージー・リスニング・チャートでも第1位を記録した他、R & Bチャートにも入った[2]。イギリスでは15位どまりだったが[3]、世界各国でヒットしドイツ語でも録音したほどで、同名のアルバムも最高位の5位[4]を記録した。

当初はR & B調で録音したが、満足せずロバート・マーシーのカントリー調の編曲でPatsy Clineを意識して録音をしたという。

「涙の紅バラ」という邦題は当時、日本での発売権をもっていた日本コロンビアが美空ひばりの同名曲を使用したもの[5]

映画

映画「グッドフェローズ」(監督:マーティン・スコセッシ、1990年)ではコパカバーナ[要曖昧さ回避]のシーンでボビーの長男のRobby Vintonがボビー役で出演し「涙の紅バラ」を歌った[6]

主要なカヴァー

脚注

[脚注の使い方]

  1. ^ 45cat - Bobby Vinton - Roses Are Red (My Love) / You And I - Epic - USA - 5-9509
  2. ^ Billboard book of number one hits, by Fred Bronson, Billboard Books, c1985, ISBN 0-8230-7522-2、p.113
  3. ^ Complete book of the British charts; singles & albums, by Neil Warwick, Jon Kutner & Tony Brown, Omnibus Press, c2004, ISBN 1-84449-058-0, p.1161
  4. ^ Top Pop Albums; 1995-1992, ed. by Joel Whitburn Record Research, c1993, ISBN 0-89820-093-8, p.775
  5. ^ https://www.youtube.com/watch?v=gKkW4yrVMOc
  6. ^ https://www.youtube.com/watch?v=HfEPMDGcUfU
  7. ^ Complete book of the British charts; singles & albums, by Neil Warwick, Jon Kutner & Tony Brown, Omnibus Press, c2004, ISBN 1-84449-058-0, p.212
  8. ^ https://www.youtube.com/watch?v=zhjjs8IGfbY


「涙の紅バラ」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「涙の紅バラ」の関連用語

涙の紅バラのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



涙の紅バラのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの涙の紅バラ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS