津田志郎 津田志郎の概要

津田志郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/16 03:29 UTC 版)

2001年から2004年までNTTドコモ副社長を務め、当時の立川敬二社長の後継として、社長就任の新聞辞令が出たが[1]、親会社であるNTTが津田を「NTTグループからの独立派」と警戒し難色を示したとされ[2][3]、結局津田はドコモ子会社のドコモエンジニアリング社長となる。

ドコモエンジニアリング社長就任から僅か2ヵ月後の2004年8月に退任、ライバル企業のボーダフォンに転籍し同年12月1日付で社長兼CEOに就任、衝撃の人事といわれた[4]。しかし業績低迷で僅か4ヵ月で会長に異動[5]

2006年のソフトバンクによるボーダフォン買収に伴い、取締役を退任した。2007年よりクラウディアン(旧・ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズ)相談役を務める。

略歴

  • 1945年10月5日 - 神奈川県に生まれる。
  • 1970年 - 慶應義塾大学大学院工学研究科卒
  • 1970年 - 日本電信電話公社入社
  • 1990年 - 日本電信電話株式会社 (NTT) 移動体通信事業部担当部長就任
  • 1992年 - エヌ・ティ・ティ移動通信網(現NTTドコモ)に転籍
  • 2001年 - NTTドコモ副社長就任
  • 2004年6月 -ドコモエンジニアリング社長就任
  • 2004年8月 - ドコモエンジニアリング社長退任
  • 2004年8月16日 - ボーダフォン日本法人のCEOになることが発表に。同日付で執行役就任
  • 2004年12月1日 - ボーダフォン代表執行役社長兼CEO就任
  • 2005年2月7日 - 社長兼CEOを退任し会長になることが発表される
  • 2005年4月1日 - ボーダフォン代表執行役会長就任
  • 2006年4月4日 - 取締役退任発表。ボーダフォンを去ることに
  • 2007年 - ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズ相談役
  • 2012年 - ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズ社名変更に伴い、クラウディアン相談役

脚注

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