江崎古墳
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築造年代
出土した須恵器の年代は6世紀後半から7世紀初頭が推定され、こうもり塚古墳より少しおくれた時期にこの古墳が築造されたことを示しているようである。また新相を示す須恵器が奥壁部に集中することから、追葬が行なわれたことを想定させる[2][1]。なお、石室内からは平安時代後期に属する双耳壷、緑釉陶器、内面黒色土器などが出土し、双耳壷からは火葬骨が発見されており、平安時代に横穴式石室が埋葬に再利用されていたようである。
文化財
岡山県指定文化財
- 史跡
- 江崎古墳 - 1986年(昭和61年)4月4日指定[3]。
脚注
参考文献
- 近藤義郎 他「江崎古墳」『総社市史考古資料編』 総社市史編さん委員会 1987年 272頁-283頁
- 新納泉「岡山県総社市上林 江崎古墳」『考古学研究第31巻 第4号 通巻124号』 考古学研究会 1985年3月 7頁
外部リンク
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