栗田大輔 概要

栗田大輔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/06 01:57 UTC 版)

概要

静岡県立清水東高等学校出身。3年時の第67回全国高等学校サッカー選手権大会では県大会の決勝で三浦文丈藤田俊哉などがメンバーの静岡市立清水商業高等学校に延長の末、1-2で敗れ全国大会出場は果たせなかった。清水東高校の1学年下には相馬直樹、2学年下には野々村芳和などがいた。その年の全国高校サッカー選手権大会では清水商業が全国優勝を果たした。

1989年に明治大学政治経済学部に入学して、サッカー部に入部。1993年、同大学を卒業後は清水建設に入社し、社会人サッカーも続けた。

2005年横浜市で小学生・中学生を対象としたサッカークラブ・FCパルピターレを設立。FCパルピターレでは2015年に日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会関東大会に出場した。2013年から明治大学サッカー部のコーチに就任。2014年に助監督となった。同年、監督の神川明彦ユニバーシアードサッカー日本代表監督に就任したことに伴い、助監督のままチームの指揮をとった。東京都サッカートーナメントFC町田ゼルビア横河武蔵野FCを破り優勝し、第94回天皇杯全日本サッカー選手権大会に出場した(2回戦でヴァンフォーレ甲府に敗退)。

2015年よりサッカー部の監督に就任した。同年、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東大学サッカーリーグ戦(1部)で準優勝。2016年には総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントで創部95年で初の夏の全国制覇を達成。また、同年の関東大学サッカーリーグ戦(1部)では現行の12チームになって最速での優勝(6年ぶり4回目)を果たし2冠を達成した。2017年には、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント3年連続決勝に進出し準優勝。2018年には、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント4年連続決勝に進出し優勝。2019年には、関東大学サッカーリーグ戦(1部)、アミノバイタルカップ、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント、全日本大学サッカー選手権、東京都サッカートーナメントの主要5大会、全てにおいて優勝し5冠達成。総理大臣杯全日本サッカートーナメントは、5年連続決勝進出(大会新記録)。2020年には、関東大学サッカーリーグ戦(1部)にて、創部史上初の2年連続優勝(6回目)を果たす。

チームメンバーから、2015年は和泉竜司山越康平瀬川祐輔差波優人藤本佳希鈴木達也室屋成

2016年は丹羽詩温河面旺成道渕諒平小出悠太服部一輝岩田拓也などがJリーガーとなった。2016年リオデジャネイロオリンピック日本代表には、在学のまま退部してFC東京に加入した室屋成が出場した。

2017年は、柴戸海鳥海晃司木戸皓貴山﨑浩介土居柊太

2018年は、岩武克弥袴田裕太郎上夷克典村田航一後藤大輝小野雅史長沢祐弥渡辺悠雅河辺駿太郎

2019年は、安部柊斗中村帆高瀬古樹森下龍矢加藤大智小野寺健也川上優樹佐藤亮中村健人中川諒真

2020年は、小柏剛常本佳吾早川友基蓮川壮大佐藤瑶大佐藤凌我持井響太須貝英大力安祥伍狩土名禅住永翔坂本亘基、時里元樹。

2021年は、岡庭愁人杉浦文哉加藤蓮稲見哲行青嶋佑弥藤原悠汰

2022年は、遠藤雅己林幸多郎木村卓斗福田心之助櫻井風我松原亘紀

これまで監督就任後、約60名のプロ選手を育てる。

清水建設の部長と明治大学サッカー部監督を兼務し[1]、最後はスポーツ施設を中心とした街づくりやスポーツビジネスを推進する部署の責任者を務めていたが、2022年に清水建設を退社し、スポーツコンサルティングなどを手掛ける株式会社フットランドを設立。


  1. ^ 清水建設、提案営業部長は明大サッカー部監督を兼務”. 日本経済新聞 (2022年1月30日). 2022年1月30日閲覧。


「栗田大輔」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「栗田大輔」の関連用語

栗田大輔のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



栗田大輔のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの栗田大輔 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS