東洋大学板倉キャンパス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 06:54 UTC 版)
学部
なし
大学院
なし
施設
- 1号館:500人収容の大教室をはじめ、教員の研究室および医務室、事務室等が設置されている。
- 2号館:実験室、研究用共通機器室が設置されているほか、PC室などがある。北側の窓からは日光白根、男体山、女峰山、皇海山など日光周辺の山が一望に見渡せる。
- 3号館:各教室には大型スクリーンが備わっている。また、学生実習室、産官学実験室なども設置されている。5号館との渡り廊下も設置。
- 4号館:学内では、植物機能研究センター棟と称される。文字通り、植物機能研究センターが入居している。
- 5号館:2010年3月に竣工。3階建てで、実験室36室、コラボレーションルーム18室、大型機器等共通機器室9室。外側の壁は全てガラス張りである。
特徴
豊富な敷地面積を利用して、大きな教室や実験室などのスペースが確保されている。その他に、サッカー場、多目的グラウンド(ともに全天候型人工芝使用)、テニスコート(オムニ3面、ナイター不可)、体育館、200メートルトラックなどが設置されている。なお、同キャンパスには校友会や教職員、板倉町の有志によって作られた塩川正十郎(東洋大学の理事長、総長を務めていた)の銅像が建っている。建立当時は同銅像にはメガネも造形として取りつけられていたが、現在はメガネは取り外され、裸眼の状態である。
キャンパス西側に広がる広大な土地は夏には鬱蒼とした草生す土地になる。年に数回のみの草刈りのため、草むらの中にはキジなど多くの野鳥が住みかとしている。また、キャンパス北側の池には、渡良瀬遊水池が近いためかトビやカモの他にノスリなどの多くの野鳥が訪れることが観測されている。その池のふちを囲うように桜の樹が植えられ、整備された公園などもある。
アクセス
- ^ “生命科学部・食環境科学部・理工学部 生体医工学科のキャンパス移転計画について”. 東洋大学. 2020年3月29日閲覧。
- ^ “東洋大、2学部の移転を正式決定 事実上の「撤退」に地元不安 群馬・板倉”. 毎日新聞. (2020年3月25日) 2020年3月29日閲覧。
- ^ “東洋大が群馬・板倉から移転 多額の支援した地元は反発:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞. (2020年3月25日) 2020年3月29日閲覧。
- ^ “東洋大、群馬県内2学部を埼玉県などに移転 :日本経済新聞”. 日本経済新聞. (2020年3月24日) 2020年3月29日閲覧。
- ^ なお、移転先となる朝霞キャンパスに設置されていたライフデザイン学部の赤羽台キャンパスへの移転を東洋大学が発表した際にも「東洋大が朝霞から全面撤退」という報道があり、大学側は今回と同様に別用途も含めてあらゆる可能性を検討する旨を表明していた。
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