東京シューレ 事業内容

東京シューレ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 02:58 UTC 版)

事業内容

フリースクール東京シューレ

概要

主に不登校の子供たちの学びの場として活動しているフリースクールである。フリースクール東京シューレには、「王子シューレ」(東京シューレ王子)、「新宿シューレ」(東京シューレ新宿)、「流山シューレ」(東京シューレ流山)、)「大田シューレ」(東京シューレ大田)の4箇所のスペースと呼ばれる施設がある。

2008年現在、日本国内では最大規模の不登校の子供達のためのフリースクールで、全国にある団体のネットワークの要としての役割も担っている。

所在地

その他の活動

国内の活動

18歳までの子供専用の電話相談「東京シューレチャイルドライン」や、ひきこもりの当事者達が集まる「土曜サロン」、インターネットを使ったフリースクール「ライブシューレ」などの活動もある。相談活動、学生ゼミの開催、子供や子育てに関する団体やNPOとの連携もしている。設立者の奥地圭子には、不登校やいじめ等に関連する著書が多く、東京シューレ出版、教育史料出版界、講談社等から出版されている。

国際的な活動

海外への主な活動としては、1998年頃から、IDEC世界フリースクール大会 (International Democratic Education Conference) に毎年参加し、世界のオルタナティブスクール、デモクラティックスクール、フリースクールなどの関係者や子供達との交流を行っている。また韓国や台湾などの東アジア地域の教育問題不登校に関する調査や、相互交流も盛んに行なわれている。それらについては、それぞれ報告書が発行されている。

かつて行われていた事業

シューレ大学

シューレ大学は、学歴を問わず、18歳以上を対象とした、知的・表現的学びの場であった。在学期間を自分で決めることができる。入学金(15万円)と学費(54万円/年)が必要である。講座の開催、不登校研究、演劇や映像、ソーラーカーのプロジェクトなどがあった。「大学」という名称であるが、学校教育法に規定される大学ではない。不登校、フリースクールの研究者として知られる朝倉景樹がスタッフとして務めていた。2020年、現場スタッフ・学生らが、東京シューレから独立したことにより、同年8月末をもって活動を休止、2020年度末をもって廃止された[9]








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