情報提供者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/17 16:39 UTC 版)
専門用語とスラング
情報提供者、インフォーマント(もしくはエージェント、スパイ)を意味するスラングの例として以下が挙げられる。
- cheese eater[27] — 「チーズ食み」、ネズミのこと。
- fink — ピンカートンが雇う私服捜査員(plain-clothes detective, 密偵)やスト破り(ストライキブレーカー)、レイバー・スパイを指す用語である[28]。回し者、フィンク。
- grass[29]またはsupergrass(スーパーグラス)[30] — バッタ(grasshopper)の韻を踏んだ俗語[注釈 4]。意味としては警察官、刑事の俗語である「デカ」(copper. cop, 「コップ」)または「密告者」(shopper)を指す[31]。付け加えると、フレッド・フィッシャー・ドーリス・フィッシャー親子の人気曲「ウィスパーリング・グラス」や演劇「スネーク・イン・ザ・グラス」の題名とも関連がある[32]。
- narc — 麻薬取締局員やそのスペシャリストを指す[33]。
- nark — これはロマ語で「鼻」を意味するnakもしくはフランス語で狡猾、ペテン、犯罪のいずれかまたは三つ同時に満たす人物を表す形容詞narquois(ナルクァ)に由来するとされる[34][35]。
- nose[31]
- plant — 「罠」。
- pursuivant — パーシヴァント(古語)[36]
- rat[27][37] — 密告行為(informing)は俗に"ratting"と呼ばれる。
- snitch[38]
- snout[39]
- spotter[40]
- squealer[38]
- stool pigeon — スツール・ピジョン。「止まり木の鳩」という意味でデコイのこと[41]。同義語にstoolie。
- tell tale, tell-taleまたはtelltale — 秘密話、噂話(tale)を他人に話す(tell)ことから「暴露」の意味[42][43]。
- tittle-tattle[41]
- trick[44] — 「雑談」の意。
"drop a dime"(「ダイムを投げ入れる」)という語句は公衆電話を使って当局と情報をやり取りする様子を表しており、転じて「タレ込むこと」を意味するようになった。
日本語
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- イヌ、チンコロ — 「マッポのイヌ」
- 廻者
- ^ この中にはリヒテンシュタイン侯爵家が経営権を握る同国最大のプライベート・バンク、LGTグループが含まれている。
- ^ 英名化したヘンリー(Henry)という偽名を持つ。
- ^ レイバー・スパイ。産業スパイとは異なる。
- ^ "rhyming slang", 「ライミング・スラング」
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