嵐が丘 (1939年の映画)
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主な受賞歴
アカデミー賞
- ノミネート
- アカデミー作品賞:サミュエル・ゴールドウィン・プロダクションズ
- アカデミー監督賞:ウィリアム・ワイラー
- アカデミー主演男優賞:ローレンス・オリヴィエ
- アカデミー助演女優賞:ジェラルディン・フィッツジェラルド
- アカデミー脚色賞:ベン・ヘクト、チャールズ・マッカーサー
- アカデミー作曲賞:アルフレッド・ニューマン
撮影中のエピソード
本作で主役を演じたオリヴィエとオベロンは、両名ストレスでイライラしており終始いがみ合っていた。オベロンは「オリヴィエが大嫌いだ。キス・シーンなんて想像するだけでゾッとする」と漏らしており、オリヴィエは「オベロンが気に入らない。彼女がどうしたこうした」とロンドンの舞台に立っていた愛人のヴィヴィアン・リーに手紙で愚痴もこぼしていた[要出典]。
それを読んだヴィヴィアンはいたたまれなくなり、舞台をすっぽかして大西洋航路の客船に飛び乗り、大陸横断鉄道や航空路を経由して、ロサンゼルスへやって来た。また、その頃『風と共に去りぬ』が、主役であるスカーレット・オハラ役の女優が決まっていないままアトランタの火災シーンから撮影が開始された。しかし、製作者の弟であるプロダクション・マネージャーが撮影現場の見物人の1人であったヴィヴィアンの炎に赤く輝く横顔を見て「スカーレットは決まりだ!!」と直感し、思わぬ形でヴィヴィアンは大作の主役に抜擢された[要出典]。
出典
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