屈折計 自動屈折計の使用について

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屈折計

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/01 03:59 UTC 版)

自動屈折計の使用について

装置の自動化 

医薬品製造の品質管理・品質保証用途の測定器は自動化が急速に進んでいる。測定操作への人間の介在によるヒューマンエラーの排除と、より客観的な測定再現性の確保の要望によるものである。

デジタル化・自動化された装置の大部分は従前の測定原理を変更することなく、制御・検出・解析などを自動化するものが大部分である。また、日本薬局方 に「規定の方法以上の真度及び精度がある場合は、その方法を用いることができる。」との記載があり、この記載に照らして判断をすることとなる。

屈折計の自動化 

伝統的な屈折計は、屈折光の臨界角を目測して測定値を求める必要があるため、自動屈折計・デジタル屈折計の導入が強く求められている。

現在広く普及している自動屈折計の多くは、ペルチェ素子を用いた高精度温度制御機能を有している。ただし、光源については内蔵光源からの光線を試料に直接照射し、全反射光をそのまま検知する構造から、搭載している光源の波長の精密度が測定値に大きく影響を与える。

自動屈折計を薬局方規定の測定に用いる際には、搭載されている光源に適切な干渉フィルターを搭載する等、「波長の精密度の確保」に考慮された装置を選定することが重要である。

脚注

A.krÜssオプトロニクスGmbH(3月13, 2013を読む)生成物ページ

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