少女たちは荒野を目指す 登場人物

少女たちは荒野を目指す

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/15 19:24 UTC 版)

登場人物

声優は、ゲーム・アニメ共通。

メインキャラクター

(女性キャラの順は、プレイ中に現れる選択肢の並びに合わせている。)
北条 文太郎(ほうじょう ぶんたろう)(脚本)
声 - 山下誠一郎[13]長谷川暖(幼少時)
主人公。学園の2年生。あだ名は「ブンタ」。身長175cm。血液型はA型。クラスメイトの砂雪のことが異性として気になっている。友人の頼みでバイトの代理を引き受けるうちに、さまざまなバイトを掛け持ちするようになった。演劇部の部活紹介のための寸劇の脚本を書いたことがあり、そのことにより砂雪に注目されていた。部内ではシナリオを担当する。両親は九州に出張中。
彼がぶつかるのは、もともと欲求がわからないことと、いろんな方面にしろうと・初心者なことである。コミュニケーション能力は高いと、コミュ障害者の黒田砂雪から評価されている、一般ピープル。
黒田 砂雪(くろだ さゆき)(プロデュース、経営)
声 - 千菅春香[14]
学園の2年生。ミステリアスな雰囲気を持つ少女。身長163cm。スリーサイズは、84/57/84。血液型はA型。黒い長髪の細身で一見して深窓の令嬢も似合う。馴れ合いが嫌いなために人付き合いをあまりせず、既にコミュニケーションが苦手でもあり、周囲の人々から距離を置かれることも多い。特に後述のテルハは性格上、最も相性が悪く、互いに苦手にしている。黒系の服を好んで着用しており、私服はおろか、制服のシャツも黒にしている。
一人暮らしで上流感覚があるが消費レベルは並で合理的。両親は仲間中唯一いなさそうである。
真面目そうに見えるが漫画・アニメ・ゲーム全般に詳しく、日常会話の中で「パンピー」や「DQN」といったネットスラングを多用する。兄は「ももんがそふと」というゲームメーカーで美少女ゲームのクリエーターをしており、その影響で自分自身も美少女ゲーム好きになった。
プロデューサーとして部を創設し、リーダーシップや管理能力に優れる。発案者だからという以上に、もとから経営者的立場であり、事業者的で、プロデューサー視点である。
個別ルートのエンドでは、満面の笑みで文太郎とイチャつくバカップル状態となっている。
安東 テルハ(あんどう テルハ)(編集)
声 - 明坂聡美[13]
学園の2年生。あだ名は何故か「アッキーナ」。「ルカ」という源氏名アキバメイド喫茶でバイトしている眼鏡の少女。身長170cm。スリーサイズは、90/59/88。血液型はB型。大きなくせ毛でうるさ型キャラ。さばさばしており、ズバズバ物事を言い、謝りにくい性格なため、正反対な雰囲気の砂雪とはもともと同級生ながら近づきたくない同士だった。
重度のオタクでPCに詳しい。部内ではプログラム・スクリプト演出を担当する。美少女ゲームだけでなく、ボーイズラブゲームも制作したいと思う。
役割は一見技術系事務的ながら、じつはセンスが必要で多方面と微妙に関わり何かと調整が必要なことも多く、趣味的こだわりが強く性格的なこともあって、人間関係に影響しかねない。所属分類を超えたキャラで縦型組織に肌が合わず、枠を超えた主張や行動をしやすい。もともと好きだからやる!と入り込んできた。
二部では、実際のメーカーの組織現場に入ってみることがある。
個別ルートでは文太郎とつきあいつつPC業界の待遇の悪さと戦っている。
結城 うぐいす(ゆうき うぐいす)(絵、原画から仕上げ)
声 - 佐藤聡美[14]
学園の1年生。身長149cm。スリーサイズは、73/50/71。血液型はAB型。外見からして小動物ロリ。週の半分だけ本を動かす仕事を手伝っている。
絵やイラストを描くのが得意で、本屋のポップを描いたり、イラストサイトのpixiに「ホケキヨ」というペンネームで投稿してランカー常連の、ネットでは有名人。名前が「うぐいす」であることから、クラスメイトから「うぐぅ」、夕夏から「トリちゃん」、テルハから「トッリ」と呼ばれる。部内では原画・着色を担当する。もともと重度のオタクで18禁描写に苦手意識がない。
絵の技術は高いが、気が小さく自分の意見を主張するのが苦手。一見下っ端的な立場にかえって安住しやすい。しかし、絵に関してだけはかなり頑固。熱心さが表れるほどに、無理な負担をこなし続けたり(黒田砂雪曰く「部畜の鑑ね」)、自分の絵はすべて自分で完全に仕上げようとする、安東テルハとは逆の専門職人。引っ込み思案なところを強引に引っ張り込まれた。
二部では、友人や外部依頼など、グループ以外の人間関係が増えて悩みが生じる。
個別ルートのエンドでは、絵描きとして慢心した末に心が折れた自分を支えてくれた文太郎とつきあい、二人のシナリオはこれからと温泉で誓っている。
小早川 夕夏(こばやかわ ゆうか)(声優)
声 - 花澤香菜[14]
学園の2年生で文太郎の幼馴染の少女。身長157cm。スリーサイズは、81/51/80。血液型はO型。あまりものを考えないボーイッシュキャラ。演劇部のエース。文太郎の自室をよく訪れる。マイペースで気ままな性格だが意外とプライドが高い。他人の声真似が天才的で、部内ではボイスを担当してふだん暇である。
幼いころから役者を目指しているが、親や他の友人からは「目指すだけ時間の無駄、普通に生きろ」と言われ続けてきたため、有名になり自分の才能を否定した親や他の友人達を見返してやりたいと思っている。
幼馴染みからは昔から天才と見られていて、学園の演劇部で認められてからは、いつか夕夏において行かれる寂しさを感じられている。
しかし強い才能を持っていても俳優になれるとは限らず、まず世に出るのに声優もいいと考える。
甲斐 亜登夢(かい あとむ)(進行、マネージャー)
声 - 豊永利行[13]
学園の2年生。文太郎や夕夏の親友の少年。身長165cm。血液型はA型。他称「植物系男子」。スーパーで裏方として働いていておばさんたちとまったりしている。かつて彼女がいたがフラれてしまったことを引きずっており、「三次元」の女性をやや避ける傾向がある。文太郎と同じく自分のやりたいことが見つからず、焦燥感を抱いていたことにより、砂雪の計画に参加する。部内では進行管理(アシスタントディレクター)を担当する。
黒田砂雪によると、大事なのに評価されにくい報われない部署、それを続けられる者は逸材だという。
二部では、ゲーム作品にプレイヤーキャラ以外の男キャラを出すことについてベテランライターが語る場面があり、それに似合ったキャラでもある。また、女装すると完全な美少女になる容姿をしている。
個別ルートのエンドでは、一種のバッドエンド担当であり、他のヒロインにふられた文太郎を慰めている。

サブキャラクター

学園生活

令子(れいこ)
声 - 中原麻衣
文太郎のバイト先の手芸店「ラ・フランス」の店長。夫の太郎は他界している。フランス貴族のような服装をした凛々しい女性。
委員長(いいんちょう)
声 - 大亀あすか
文太郎のクラスの委員長である女子生徒。責任感が強く、面倒な仕事を抱えてしまいがち。
菊地(きくち)
声 - 島﨑信長
文太郎のクラスの担任教師。生徒たちのことを屑呼ばわりする鬼畜な性格だが、周囲からは特に嫌われてはいない。好きな相手に告白する時は相手にしゃべらせる前に唇を奪う主義のメンズラブ。

業界関係

第二部に現れることが多い。
砂雪の兄、ライバル新規メーカーの原画とライター、ベテランライターたち、大手や中堅のメーカーの社長やスタッフたち。






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