小春 (アコーディオン奏者)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/22 18:44 UTC 版)
人物
アコーディオンは、ボタン式のクロマティック・アコーディオンを使用している。当初は鍵盤式のアコーディオンを演奏していたものの、手が小さくオクターブが届かないことから、それを見た音楽教室の講師がボタン式のアコーディオンを購入した。なお、ボタン式のアコーディオンの授業を受けられる教室が少なく、運指は我流となっている[13]。
ライブポスター・ツアーグッズなどの各種イラスト・デザインも手掛けている。夏季には自身の「夏嫌いを前面に押し出した」という、"I Hate Summer!!"と文字をあしらったグッズも製作した[14]。
幼少より人が苦手だったため、将来はホームレスになるだろうとイメージし「なるべく人と会話をしないで仕事しよう。でないと生活できない」と思い詰め、大好きなアコーディオンを路上で弾いてお金をもらえる大道芸人を目指した[15]。
ピンク・フロイドのギタリスト、デヴィッド・ギルモアからのセッションオファーを「曲が難しそう」という理由で断ったことがある[6]。
作品
※以下は単独名義での作品を記載。チャラン・ポ・ランタンとしての作品は、チャラン・ポ・ランタン#ディスコグラフィを参照。
ラジオドラマ
ミュージック・ビデオ
アーティスト | タイトル | 担当 |
---|---|---|
チャラン・ポ・ランタン | 麻イイ雀 | 監督・撮影[17] |
置行堀行進曲 | イラスト・編集[18] |
楽曲提供
他アーティスト
アーティスト | タイトル | 収録作品 | 担当・備考 |
---|---|---|---|
私立恵比寿中学 | 吟遊詩人 | 夏だぜジョニー | 作詞・作曲・編曲 |
タッキー&翼 | ペンデュラム・ラヴ | TRIP&TREASURE TWO | 作曲[注釈 3] |
たこやきレインボー | なれたらなぁ | まねー!! マネー!? Money!! | 作詞・作曲・編曲[19] |
番組・舞台
- 私立恵比寿中学 ライブ「飛び出せ全十ホールツアー 2015~わっくわくはるバルーンGOGO~」 - 舞台音楽[20]
- NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』2018年7月のうた「ゾクゾクうんどうかい」 - 作詞・作曲[21]
- フジテレビ『ウケメン』 - タイトル音楽[22]
劇作家、根本宗子とのコラボ
- 月刊「根本宗子」第16号『愛犬ポリーの死、そして家族の話』 - 劇中音楽[23]
- 『クラッシャー女中』 - 劇中音楽[24]
- 別冊「根本宗子」第8号『墓場、女子高生』 - 劇中音楽[24]
- 月刊「根本宗子」超、リモートねもしゅー『あの子と旅行行きたくない』 - 劇中音楽[24]
- 『超、Maria』 - 劇中音楽・舞台演奏[25]
- SNSミュージカル『20歳の花』 - 劇中音楽[24]
- 『Cape jasmine』 - 劇中音楽・舞台演奏[26]
- KAATキッズ・プログラム2023『くるみ割り人形外伝』 - 劇中音楽・舞台演奏[27]
参加作品
アーティスト | タイトル | 収録作品 | 担当・備考 |
---|---|---|---|
Mr.Children | 「ヒカリノアトリエ」 | 『ヒカリノアトリエ』 | アコーディオン |
藤原さくら | 「また明日」[28] | 『red』 | アコーディオン |
斎藤有太 | 「ボレロ」 | 『The Band Goes On』 | アコーディオン 同作のアートワークも担当[29]。 |
「雪代水」 | |||
kaya | 「愛の讃歌」 | 『DRESS』 | アコーディオン |
脚注
注釈
出典
- ^ a b c “卒業生インタビューvol.29”. 和光学園 (2017年3月29日). 2019年8月3日閲覧。
- ^ “【ブレーク予報】チャラン・ポ・ランタン、「ピンク・フロイド」ギルモアも認めた”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2014年8月18日) 2019年8月3日閲覧。
- ^ あきについて - Aki Matsunaga 公式サイト . 2019年8月3日閲覧
- ^ 小春 (チャラン・ポ・ランタン)@suttokodokkoiii twitter
- ^ “チャラン・ポ・ランタンが100年後に残したい音楽”. エキサイトニュース (エキサイト). (2017年11月3日) 2019年8月3日閲覧。
- ^ a b c d “チャラン・ポ・ランタンってなんやねん?”. HMV&BOOKS onlineニュース (ローソンエンタテインメント). (2012年7月11日) 2019年8月3日閲覧。
- ^ “チャラン・ポ・ランタン インタビュー 〜 小春ママの毒舌放談 〜”. フジロックフェスティバル公式ファンサイト fujirockers.org. SMASH. 2019年8月3日閲覧。
- ^ “小春のアコーディオン演奏会”. GTL通信. グッドタイム リビング 千葉みなと/海岸通 (2009年12月1日). 2022年3月16日閲覧。
- ^ “チャラン・ポ・ランタン、avex契約の真相&新作全曲解説”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2014年7月4日). 2019年8月3日閲覧。
- ^ “チャランポ小春、Mr.Childrenホールツアーでサポートメンバーを務める”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2016年3月14日) 2019年8月3日閲覧。
- ^ “近況”. BébéMedusa (2021年9月19日). 2022年3月11日閲覧。
- ^ “【独立致しました】”. www.charanporantan.net (2021年8月30日). 2022年3月16日閲覧。
- ^ 『【鍵盤堂】小春スペシャルインタビュー』(インタビュー)、イケベ楽器 。2019年8月3日閲覧。
- ^ 小春 (チャラン・ポ・ランタン)の2018年7月14日 午前0:06のツイート、2022年3月16日閲覧。
- ^ “コミュ障の姉が大道芸人になるまで――謎多き実姉妹アーティスト、チャラン・ポ・ランタン”. 日刊SPA! (扶桑社). (2016年1月19日) 2019年3月16日閲覧。
- ^ “藤岡みなみ&チャランポ小春、STVラジオ開局55周年ドラマで脚本を担当”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2017年12月4日) 2019年8月3日閲覧。
- ^ “チャラン・ポ・ランタンのツアー「脱走」開幕 、姉・小春が監督の「麻イイ雀」MV公開”. Rolling Stone Japan (ローリング・ストーン). (2019年4月8日) 2019年8月3日閲覧。
- ^ “チャラン・ポ・ランタン、7/17リリースのメジャー・ベスト・アルバム『いい過去どり』に収録の新曲「置行堀行進曲」MV公開”. Skream! (激ロックエンタテインメント). (2019年6月24日) 2019年8月3日閲覧。
- ^ “たこやきレインボー新シングルにチャランポ提供曲、「ねこねこ日本史」新ED曲に”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2017年9月1日) 2019年8月3日閲覧。
- ^ “エビ中、初の全国ホール・ツアーがスタート。舞台音楽はチャランポ・小春”. M-ON!MUSIC NEWS (エムオン・エンタテインメント). (2015年4月12日) 2019年8月3日閲覧。
- ^ 井伊テレ子 (2018年7月15日). “涼しげな水族館で生きものたちが運動会!?『おかあさんといっしょ』7月のうたは夏にぴったりの『ゾクゾクうんどうかい』”. ママスタセレクト. 株式会社インタースペース. 2019年8月9日閲覧。
- ^ “チャラン・ポ・ランタン 小春がフジ深夜バラエティに楽曲提供”. TVLIFE web - テレビがもっと楽しくなる! (学研プラス). (2018年11月15日) 2019年8月3日閲覧。
- ^ “チャラン・ポ・ランタン 小春が月刊「根本宗子」最新作の劇中楽曲を書き下ろし”. SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス (イープラス). (2018年11月13日) 2019年8月3日閲覧。
- ^ a b c d “復帰作は最強タッグで、ブランニューオペレッタ『Cape jasmine』根本宗子×チャラン・ポ・ランタン小春インタビュー”. ぴあ. (2021年9月24日) 2023年8月10日閲覧。
- ^ “根本宗子×チャラン・ポ・ランタン 舞台『超、Maria』無観客版が配信”. CINRA.NET (2020年9月4日). 2020年9月13日閲覧。
- ^ “ミュージカルとライブの間を目指す、根本宗子の新作「Cape jasmine」に横山由依ら(コメントあり)”. ステージナタリー. ナターシャ (2021年8月4日). 2021年11月1日閲覧。
- ^ “『くるみ割り人形外伝』”. KAAT神奈川芸術劇場. 神奈川芸術文化財団. 2023年8月7日閲覧。
- ^ “藤原さくら「red」インタビュー|mabanuaと二人三脚で突き詰めた色 (3/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ. 2019年8月3日閲覧。
- ^ “斎藤有太16年ぶりアルバムに奥田民生や小春参加、マスタリングはABEDON”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2018年8月6日) 2019年8月3日閲覧。
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