宇宙刑事シャイダー 主題歌・挿入歌

宇宙刑事シャイダー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 05:25 UTC 版)

主題歌・挿入歌

オープニングテーマとエンディングテーマには、『バトルフィーバーJ』や『大戦隊ゴーグルファイブ』で見送られてきた女声コーラスを採用したアレンジ手法を用いている。

オープニングテーマ「宇宙刑事シャイダー」
作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:串田アキラ / スキャット川島和子
エンディングテーマ「ハロー!シャイダー」
作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:串田アキラ
  • 「友達になろう」といった内容の歌詞であったため、周囲の子どもたちに「一緒に歌おう」と引き込むお兄ちゃんのような感じで、強くカッコよくではなく、楽しい雰囲気で歌ったという[57]

挿入歌

「不思議ソング」(第1、4、5、7、10、20、38、42、48話)
作詞:上原正三 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:こおろぎ'73
不思議界フーマのテーマソングともいえる奇怪な歌で、下記の分も含め様々なアレンジ曲が作られた他、曲名はそのまま第20話のサブタイトルにも用いられている。単なるBGMに留まらず、作中歌として実際に作中でも歌われており、不思議獣の作戦ではこの曲を人や動物に聞かせて凶暴化させるなど、ある種の魔力を持つ歌として位置付けられている。
下記の「不思議ソングPartII」や、ポータトーンバージョン(ヤマハポータトーンでテスト演奏)と呼ばれるデモ用テストバージョンは、作曲者である渡辺宙明自身の歌唱によるものである[58]
「不思議ソングPARTII」(第1、10、20、39話)
歌:渡辺宙明
  • デモ音源として録音されたものだが、劇中でもそのままの形で使用された。
「不思議ソングPARTIII」(第39話)
歌:杉並児童合唱団
  • 讃美歌風にアレンジされている。第39話用に録音された。
「正義のハンター」(第27、31、36話、劇場版)
作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:串田アキラ
「アニーにおまかせ」(第11、19、26、27、29 - 31、最終話)
作詞:澤井信一郎 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:田中公平 / 歌:森永奈緒美
第15、43話では前後奏のみが使用された。
「シャイダー・ブルー」(第9、15話)
作詞:山川啓介 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:田中公平 / 歌:宮内タカユキ
「焼結せよ!シャイダー」(第8話)
作詞:山川啓介 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:田中公平 / 歌:串田アキラ
「青いイナズマ」(第13、15、24、32、34、37、38、43、44話、劇場版)
作詞:山川啓介 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:田中公平 / 歌:串田アキラ
第10、11、18、29 - 31、39、41、42話では前後奏のみが使用された。
「バビロス号の歌」(第1 - 3、11、13、15、29、31、33、35話、劇場版)
作詞:上原正三 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:いちひさし / 歌:串田アキラ
第13話ではカラオケ版と併用された。
「銀河のはてまで」(第48話)
作詞:山川啓介 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会、ジャパン・エコーシンガーズ
「なんだなんだブギ』(第9話)
作詞:上原正三 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:田中公平 / 歌:青ガキ隊
上記以外では17話で竹中直人の「レスラー」、25話でLOUDNESSの「High Try」、38話で中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」、46話で佐野元春(または沢田研二)の「彼女はデリケート」のカヴァー版が使用されている。
また、最終話では前2作より以下の挿入歌が使用された。
「宇宙刑事ギャバン」
「輝く王者ドルギラン」
「チェイス!ギャバン」(インスト版と併用)
「青い地球は母の星」(インスト版と併用)
「星空のメッセージ」
「宇宙刑事シャリバン」
「Yeh!シャリバン」
「スパーク!シャリバン」
「強さは愛だ」

注釈

  1. ^ 書籍によっては、本作品で宇宙刑事シリーズが終了し、『巨獣特捜ジャスピオン』からメタルヒーローシリーズが始まったと記述している[3]
  2. ^ ロイ・シャイダーと本作品のシャイダーでは「Scheider」(ロイ・シャイダー)と「Shaider」(本作品のシャイダー)で英字スペルが異なる。
  3. ^ ただし第20話では、人間の闘争本能を刺激する不思議ソング病を蔓延させる作戦によって、国際社会の緊張は核戦争一歩手前まで高まった。
  4. ^ 第19話より。ギャバンおよびシャリバンは、自分の未熟さによってレーザーブレードを発動できなかったことはない。
  5. ^ 前方に向かい踏み切り、後方宙返りをする技。普通の後方宙返りが身体が後ろに移動するのに対し、逆宙はその名の通り身体は前方に移動する。ブレイクダンスでは「ゲイナー」と呼ばれる。
  6. ^ 作中で実際に発声したことはない。
  7. ^ 書籍『'89年版ヒーロー必殺技大百科』では、レーザーブレードから光線(破壊フラッシュ)を発射すると説明している[16]
  8. ^ 本作品でも蛍光灯を使った剣殺陣が見られるが、シャイダーのレーザーブレード(蛍光灯)には青いフィルムが巻かれている。
  9. ^ タンク部分クローズアップのシークエンスで協賛会社のSUZUKIのエンブレムがフレームインしている[20]
  10. ^ 名称は、書籍『全怪獣怪人 下巻』ではクビライ(戦闘体)[24]、書籍『宇宙刑事大全』ではクビライのメカ胴体[25]とそれぞれ記載している。
  11. ^ ただし、シャイダーが別の戦いで体力を消耗した直後を襲う場合が多い。
  12. ^ 書籍『全怪獣怪人 下巻』では、名称を改造ギャル1と記載している[24]
  13. ^ 当時の流行男性アイドルグループシブがき隊のパロディー。2006年に発売された「宇宙刑事シャイダー オリジナル・サウンドトラック」には彼らが劇中で歌っているという設定の「なんだなんだブギ」が収録されている。
  14. ^ 前作『宇宙刑事シャリバン』でガイラー将軍を演じた栗原がカメオ出演。伊賀電が「ガイラー将軍!?」と叫び、一条寺烈がヒゲを引っ張るも本物で、「人を何だと思っているんだ!」と男に怒られて話は幕となった。
  15. ^ クビライが首だけになってシャイダーに襲ってくるシーンを演出したとのこと[50]
  16. ^ 4月6日は『春だ!一番ドラえもん祭り』放送のため休止。
  17. ^ 8月10日は『夏だ!一番ドラえもん祭り!!』放送のため、8月17日は『プロレススペシャル』放送のためそれぞれ休止。
  18. ^ 1月4日は『新春プロレススペシャル』放送のため休止。
  19. ^ 同局における本シリーズの作品の放送は本作品が最後となり、次作からは山口放送での放送に移行している。
  20. ^ マスクの着脱も可能であった「プラデラシャリバン」とは異なり、同商品はマスクが固定式となっている。

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