北陸朝日放送
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沿革
- 1989年(平成元年)11月13日 - 石川県の第4局を開設するための放送普及基本計画の変更を諮問(愛媛、山口、大分、宮崎の第3局と同日)[7]。
- 1990年(平成2年)
- 1991年(平成3年)
- 9月24日 - サービス放送開始。放送時間は9月24日から26日までは17:00 - 翌0:20、27日からは5:30から放送開始となる。最初に放送した番組は、アニメ『エスパー魔美』(石川県では初放送)。
- 10月1日 - 石川県4番目の民間放送テレビ局として開局(同じANN系列局の青森朝日放送(ABA)と同日)。早朝の報道番組『CNNデイブレイク』(5:30)が開局初番組。
- 10月12日 - 開局記念として堀内孝雄・田中義剛などアップフロントプロモーション所属のタレント5名と桂べかこ(現在の桂南光)出演の『秋物語コンサートin金沢』を石川厚生年金会館(現在の本多の森北電ホール)で開催。
- 10月13日 - 開局記念として上岡龍太郎・板東英二が出演の『上岡・板東の駆けつけトーク』を放送。
- 10月17日 - 開局記念として『愛は勝つ』などを大ヒットさせたKANのコンサートを金沢市観光会館(現在の金沢歌劇座)で開催。北陸放送の関連会社である北陸スタッフが協力に関わっていた。
- 1992年(平成4年)7月 - 『全国高等学校野球選手権石川大会』生中継『めざせ甲子園』開始。1回戦から決勝まで石川県立野球場などから実況生中継。
- 1995年(平成7年)10月2日 - 夕方17時台・18時台の報道番組『HABワイドステーション』開始。この番組以降、17時台後半をローカルニュース、18時台全般をテレビ朝日から放送することになる(2003年6月最終金曜日まではエンディング部分などを5分程度のローカルニュースに差し替えていた。2013年4月以降、金曜18時台後半はローカルニュースとなっている。大事件などがあった場合は18時台後半をローカルニュースとなる場合がある)。17:30 - 18:00のアニメ放送枠一部を打ち切り。金曜17:00 - 17:30に放送されていた『新機動戦記ガンダムW』は木曜17:00 - 17:30、金曜17:30 - 17:55に放送されていた『超力戦隊オーレンジャー』は金曜17:00 - 17:25へそれぞれ移動し、両番組とも一週遅れに移行。
- 1998年(平成10年)
- 4月 - 開局以来初のゴールデンタイム自社制作番組『DokiDokiてれび』開始。月1回放送。2012年3月まで14年続く長寿番組となった。
- 10月5日 - 17時台前半の全国ニュースを新設した『HABスーパーJチャンネル』(金曜は『HABスーパーJチャンネル金曜版』)開始。17:00 - 17:30のアニメ放送枠は『ポケットモンスター』(金曜16時台後半に繰り上げ)以外打ち切り。
- 2000年(平成12年)10月 - 公式ファンクラブである"HAB〜ム倶楽部"を開始。
- 2001年(平成13年)4月 - 株式会社フィックスと共同で通販サイト"金沢屋"を開設。
- 2006年(平成18年)
- 2008年(平成20年)
- 10月1日 - 公式サイトリニューアル、新サービス"HABメンバー"を開始。
- 12月25日 - "HAB〜ム倶楽部"終了。
- 2009年(平成21年)7月24日 - 地上アナログ放送終了2年前に併せて、珠洲中継局で県内のNHK・民放5社・団体6チャンネル共通で10時から11時の1時間、試験的にアナログ放送休止(デジタル放送は通常放送)。
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)12月 - 石川地区にて2012年の年間に開局以来初のプライムタイム視聴率年間1位を獲得(ビデオリサーチ調べ、石川地区・世帯・リアルタイム。全日・ゴールデンタイムは石川テレビ放送が獲得)。
- 2013年(平成25年)4月 - 石川地区にて2012年の年度に開局以来初のプライムタイム視聴率年度1位を獲得(ビデオリサーチ調べ、石川地区・世帯・リアルタイム)。
- 2014年(平成26年)3月31日 - 翌日4月1日からの『ワイド!スクランブル』午前中拡大、『徹子の部屋』『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』時間帯移行に伴い、午前の時代劇再放送・午前や午後に放送していた1時間枠のテレビショッピングを打ち切り。
- 2016年(平成28年)4月4日 - 開局以来初の平日午後自社制作番組『2時はどきどき5ch』開始。
- 2019年(平成31年)4月1日 - 平日夕方自社制作番組『ギュッ!と石川 ゆうどきLive』開始。
- 2021年(令和3年)
- 2023年(令和5年)4月3日 - 『ギュッ!と石川 ゆうどきLive』と『HABスーパーJチャンネル』を事実上統合して新しい平日夕方自社制作番組『ふむふむ』開始。
- 2024年(令和6年)1月1日 - 16時10分に発生した令和6年能登半島地震による停電などの影響で、輪島市内の一部でテレビが映らない事態が発生し1月26日現在でも視聴できない中継局が残る[13][14]。
注釈
- ^ 福井放送もANNに加盟しているが、NNN/NNSとのクロスネット局加盟。
- ^ 朝だ!生です旅サラダで、富山県からの中継がある時は、テレビ朝日富山支局ではなく、当局が中継を担当する。
- ^ 主に福井放送が担当できない場合の嶺北地区を取材する
- ^ 2009年まではテレビ朝日富山支局と事務所を共同使用していた。2010年に高岡市に移転したが、後に富山市に戻った。
- ^ 当時の代表取締役社長。
- ^ 11:40 - 11:45を差し替える形で放送。同番組内包の『ANNニュース』(11:45 - 12:00)にもローカル枠(11:57 - 12:00)が設定されているが、『ANNニュース』のローカル枠を差し替えせずネットしている。
- ^ 高校野球県大会期間中に中継が重なった場合は『渡辺篤史の建もの探訪』の遅れネットを休止させたうえで、土曜 5:20 - 5:50に繰り上げて放送。『おしえて!四千頭身』が放送開始の初年度は該当せず、2021年度は放送時間を繰り上げず別枠日を設け放送日時を変更し放送。
- ^ 制作局と同時ネットのローカルセールス枠は○表記。
- ^ a b c d e リアルタイム字幕放送。
- ^ 深夜放送休止時間が延長となった場合は5:50(ANNゾーン)からの飛び乗り放送となる。
- ^ 11:41 - 11:45に『HABニューススカッシュ』を、11:45 - 12:00に『ANNニュース』をそれぞれ内包。
- ^ 11:45まではローカルセールス枠のため、高校野球県大会期間中は飛び乗り時刻を10:30から11:45に変更(休養日は除く)。
- ^ 第1部の終盤15分と第2部全編はネットセールス枠。また高校野球県大会期間中(準々決勝以降)は第2部をネット返上し番組を休止することがある(雨天時や休養日は除く)。
- ^ 『HABスーパーJチャンネル』に内包、17:50 - 18:15のANNゾーン以外(16:45 - 17:50・18:15 - 19:00)の放送時間はローカルセールス枠。
- ^ 制作局より遅れ日数なしの同日時差ネット。大晦日に放送される「年忘れファン感謝祭」は同時ネット。
- ^ 2020年3月までは土曜 0:20 - 1:30(金曜深夜)、『朝まで生テレビ!』を放送する週は土曜 0:20 - 1:34(金曜深夜)。当番組を飛び乗り放送するため、CM枠調整で放送時間が少し長くなっていた。
- ^ 『朝まで生テレビ!』放送時は休止。
- ^ 高校野球県大会期間中に中継が重なった場合は、自社制作番組『おしえて!四千頭身』を当該時刻で放送するため休止。『おしえて!四千頭身』が放送開始の初年度は該当しない。
- ^ ネット開始前は関西ローカルだった。2021年3月現在、北陸朝日放送・メ~テレでネットされている。
- ^ 朝日放送テレビが高校野球中継で休止の場合は、別番組に差し替え。または高校野球県大会期間中に中継が重なった場合はネット返上。
- ^ 制作局より遅れ日数なしの同日時差ネット。高校野球石川県大会期間中に中継が重なった場合は放送時間が土曜 9:30 - 10:00に繰り上がり、制作局より30分先行放送となる。
- ^ 通常時同時ネットではあるがローカルセールス枠のため、ネットされない場合もある。2016年4月から2017年3月と2018年4月から2019年9月までは日曜 11:55 - 12:55の60分枠で放送されていた時期は12:00から飛び乗り放送をしていた。
- ^ a b 通常時同時ネットであるが、編成の都合上ネットされない場合もある。
- ^ 2018年10月から2019年9月まではネットセールス枠。同年10月から全編ローカルセールス枠に転換されたため、不定期放送へ移行。
- ^ a b c 北陸放送から移行。
- ^ 『週刊ブシロード』のタイトルで『月刊ブシロードTV with Reバース』の放送内容を5分間のミニ番組として放送していた。
- ^ 2022年8月までは定期放送していた。
- ^ MROでは1990年4月から1991年9月まで(1990年3月以前は、金曜深夜に放送されていた)、『MROサタデー劇場』のタイトルで放送。なお『土曜ワイド劇場』の遅れネット枠となるまでは、『火曜サスペンス劇場』(日本テレビ系列)の遅れネット枠だった。
- ^ HAB開局時は『女38歳気になるテレビ』の2回目から。
- ^ HAB開局時は『さすらい刑事旅情編』の第4シリーズから。
- ^ 1987年ごろ打ち切り。
- ^ 1986年9月27日に打ち切り[17]。
- ^ 1990年3月に打ち切り、HAB開局までの1年半は石川県では未放送だった。
- ^ HAB開局時は『鳥人戦隊ジェットマン』の後半から。MROでは1985年9月に打ち切り、その後半年間はITCで放送するが1986年3月打ち切り。以後、HAB開局までのおよそ5年半は石川県では未放送だった。
- ^ HAB開局時は『特救指令ソルブレイン』の後半から。
- ^ 1985年9月までは北陸放送で放送されていた。
- ^ 同町では旧南越前町ケーブルテレビ時代より嶺南地方と同様、朝日放送テレビの区域外再放送が実施されている。
- ^ 同地区のケーブルテレビ局和泉ケーブルネットワークではアナログ時代に名古屋テレビ放送の区域外再放送が実施されていた。
- ^ ただし、朝日は1989年9月から2011年3月まで富山が東京本社版、福井が大阪本社版だった。
- ^ 各局によって放送日時が異なる。朝日放送テレビが放送の基準日である。
出典
- ^ a b c d e f 北陸朝日放送株式会社 第33期決算公告
- ^ a b c d e f 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2023』コーケン出版、2023年11月30日、367頁。
- ^ 基幹放送事業者の議決権保有状況等 地上系放送事業者 - 総務省電波利用ホームページ
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2021』コーケン出版、2021年12月10日、361頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑'92』コーケン出版、1992年11月、311頁。
- ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、330-331頁。
- ^ 愛媛の民放も多局化へ(『南海放送社史 第一部 夢にはじまる 南海放送五十年史(1953年~2003年)』2005年9月、南海放送発行)
- ^ 『北國新聞』1990年1月25日付朝刊24面『石川にテレビ第4波 郵政省 きょうから免許申請受け付け』より。
- ^ 1991年10月1日付け北陸中日新聞朝刊16面の広告
- ^ 『北日本新聞』2006年9月28日付朝刊33面『チューリップとBBTに地デジ免許 来月から本放送』より。
- ^ 北陸朝日放送 開局30周年に向けロゴ刷新とスローガン発表 PRTIMES、2020年12月23日配信、2020年12月30日閲覧
- ^ “株式会社LIP北信越”. LIP北信越. 2023年1月7日閲覧。
- ^ “地震で中継局に燃料補給できず 輪島の一部でTV・ラジオ放送停止も:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2024年1月4日). 2024年1月26日閲覧。
- ^ “能登地震で今なお電源切れ「地上波テレビ」の限界”. 東洋経済オンライン (2024年1月16日). 2024年1月26日閲覧。
- ^ “HAB北陸朝日放送 2022年10月基本番組表” (PDF). 北陸朝日放送. 2023年1月7日閲覧。
- ^ 番組表 - 2023年1月7日閲覧
- ^ 『北國新聞』1986年9月27日、10月4日付各朝刊テレビ欄。
- ^ 組合の沿革 - 砺波広域圏事務組合
- ^ 北陸管内のケーブルテレビ事業者一覧(平成31年4月1日現在) (PDF) - 総務省北陸総合通信局
- ^ a b “地域情報化(テレビ・インターネット)について”. 白川村役場 (2012年6月13日). 2019年6月2日閲覧。
- ^ “放送番組審議会だより”. 番組制作・放送について. 北陸朝日放送. 2023年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月9日閲覧。
- ^ 北陸朝日放送社員を逮捕=危険ドラック所持容疑-石川県警 時事ドットコムニュース 2017年8月21日配信・同月22日出典
- ^ 北陸朝日放送の社員を逮捕 危険ドラッグ所持の疑い 朝日新聞デジタル 2017年8月21日配信・同月22日出典
- ^ カラフルカンパニー会社案内
- ^ 雑誌「放送技術」2008年度バックナンバーより一部引用。
- ^ “「第27回日本プロ音楽録音賞」受賞作品一覧”. JAPRS 一般社団法人 日本音楽スタジオ協会. 2023年9月23日閲覧。
- ^ “第28回日本プロ音楽録音賞”. sites.google.com. 2023年9月23日閲覧。
- ^ “表彰番組・事績 | 一般社団法人 日本民間放送連盟”. j-ba.or.jp. 2023年11月29日閲覧。
- ^ “表彰番組・事績 | 一般社団法人 日本民間放送連盟”. j-ba.or.jp. 2023年9月23日閲覧。
- ^ “2023年日本民間放送連盟賞 | 一般社団法人 日本民間放送連盟”. www.j-ba.or.jp. 2023年9月23日閲覧。
- ^ “HAB制作番組「沈黙の月『寺越事件』忘れられた母子」テレビメンタリー2022年度最優秀賞を受賞!”. 北陸朝日放送. 2023年9月23日閲覧。
- ^ “2023年2月度 - NPO法人 放送批評懇談会” (2023年3月20日). 2023年9月23日閲覧。
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